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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

プレスクールブログ

プレ講師より

 

 

 

今回はプレスクールでの

 

「間違い探し」問題についてです。


間違い探しは、子ども達も夢中になって取り組んでくれる言わばお楽しみ時間です。

 

プレスクールでは、「集中する時間を伸ばすこと」を目的としている時間が多くあり

 

このお楽しみ時間である間違い探しもその1つです。

 

そして、この間違い探しにはもう一つ大切な役割があるのです。


それは、「伝える力」と「理解する力」です。


時間内いっぱい使い間違いを探した後でやることは、

 

その間違いは何処だったのか?と言う答え合わせの時間です。

 

答え合わせは、一つ一つ子どもたちに答えてもらいますが


絵を見て何処が間違いだったのかを説明する訳ですから

 

皆にもわかりやすく答えられる子と

 

答えがなかなか難しいクイズの様になってしまう子といるんですね。


例えば同じ間違いの場所を説明するにしても、

 

「水の中にいる女の子の左手にあった風船がなくなっている」

 

と答える子と

 

「人の手のとこ」…
「水の中の人のとこ」…
「水しぶきのとこの」…

 

と途切れ途切れにクイズのヒントをくれるような説明になってしまう子といるんです。

 

 

 

   

 

 

 

 

そして、それを聞く側の子ども達も自分の間違いは合っているのか?

 

探せなかったものはあるか?

 

と耳を傾ける訳ですから、説明を聞いてすぐに

 

「あーぁ!ここか!」


となる子もいれば

 

「どこどこ?」


といつまでも探せない(お友達の発言を理解できない)子もいます。


お喋りが苦手な子もいるかと思いますが、よくお話する子の方が説明が上手いというものでもありません。

 

くち数が多いのは、説明不足を補うためだったりもするんですね。

 

お喋りだから、お話上手とも言えませんし、

 

お喋り苦手だから、お話が下手ということでもないんです。

 

そして、黙って聞いているから理解しているかどうかもまた別の話です。


ご家庭でも、お子さまとのコミニュケーションの中で是非気にかけてみてくださいね。

 

「あら、この子 くち数少ないと思ってたけど、他の兄弟と比べると一度でわかりやすく伝えてくれてたんだわ。」


なんてこともあるかもしれません。

 

低学年のうちから、楽しみながら身につけていきたい大事な力ですね。