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【受験生】努力してその高校へ入る者たちへ

いいか

 

忘れてはならぬ

 

君が必死に頑張って入ろうとしているその高校

 

ほぼ脱力した状態で入ってくる者たちがクラスに10人以上いるということを。

 

学年に10人ではない

 

クラスに10人だ。

 

君の必死のラストスパートの横を

 

息も乱れずにスキップで進んでいる。

 

特にそれが公立高校ならなおさら。

 

彼らは偏差値というものは70以上の数字しか出ないものだと思い込んでここまできている。十の位はすでに「7」に固定されていて、一の位の数字がなんなのか、というところだけを見る者たちだ。

 

受験前に調子はどうだ?と聞くと

 

「100回受けて100回受かるよ」

 

と平然と言い、今日もゲームをする。

 

そんな者たちだ。

 

何も、そんな者たちと君との差を示し、君を痛めつけたいわけじゃない。

 

さっきも書いた通りだ。

 

君のラストスパートのその横を、彼らはスキップして進んでる。

 

分かるか?

 

それで君とその者たちは同じところを走れてる、という事実を。

 

彼らは高校入学後、どうなる?

 

普通なら「やったー!着いたー!」と速度を緩めるだろうところを、彼らはそのままスキップをし続ける。

 

なぞなら、大してキツくないからだ。

 

どっちにしろ進まなければならないその道を

 

今までスキップで楽々進んできたわけで、止まる必要がないのだ。

 

いいか

 

君がラストスパートで出したあの速度と同じスキップを

 

彼らは入試直後も普通に続ける。

 

今日も明日も明後日も。

 

高校からの課題もスキップで。

 

春休み明け、入学直後のテストもスキップで。

 

そして4月。

 

同じ土俵に立ったと思う君の

 

もう数十メートルも前を

 

彼らはスキップで進み続けてるんだ。

 

それが高校という場所なのだ。

 

ここまで読んで、大事なことが見えたはずだ。

 

いいか

 

入試が終わったその日は

 

彼らがスキップで進んでいるまさにその日なのだと分かってほしい。

 

彼らはその日、机には向かわないかもしれないが

 

本なのか

 

漫画なのか

 

スマホのネットニュースなのか

 

テレビなのか

 

何かからかは分からないが、何かを頭に入れ、思考し、記憶している。

 

 

そうしたこれまでの日々の蓄積が、彼らが「入試なんてスキップで」を可能にしてるのだから。

 

君がやることは何だ?

 

「入試が終わった日くらい…」

 

と周りは言うかもしれない。

 

だが

 

その日くらいの「その日」と、入学式後のテストの前日と何が違うんだ?

 

時間の進み具合が違うのか?

 

その日は無かったことになり、後でその日を貰えるのか?

 

違うだろ

 

君は残念ながら、今の時点では高校入試を全力で、最後は必死のラストスパートをしないといけない実力の持ち主だ。

 

いいか

 

今の時点では、だ。

 

だが、その必死の全力、ラストスパートで筋力はつき、心配能力も向上したことは間違いない。

 

北海道と九州くらい離れていた彼らとの距離も、青森と広島くらいになっているかもしれない。

 

それは、それだけの努力をしたからだ。

 

君がやるべきことはたった一つだ。

 

入試後、入試直後にその足を止めないこと。

 

そのラストスパートが彼らのスキップであるならば、

 

そのラストスパートを止めてはならない。

 

彼らだって、いつか気づく。

 

高校の授業、そして大学受験はスキップだけでは乗り切れないところがある、ということを。

 

彼らがスキップから小走りに変えた時

 

君はどうする?

 

それこそ、同じ高校に入ったのに、出口の大学が全く別のところになる唯一の原因なのだ。

 

歩みを止めるな。

 

ラストスパートを常態化せよ。

 

僕がこれからも何百回も言うことはそれだけだ。