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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

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例えば、50メートル走のタイムで

 

高校の合否が決まったとする。

 

6秒切ったら浦和高校

 

6.2秒までが大宮高校

 

6.4秒までが川越高校

 

こんな感じで。

 

そして1学期の「期末測定」が行われる。

 

もちろん、科目は「50メートル」

 

想像通り、生徒達のタイムは

 

「密」

 

になる。

 

そうだよね?

 

そこに極端な差はないはずである。

 

 

 

ふむ

 

 

極めて当然で分かりやすい。

 

 

 

 

 

 

 

では、現実の世界はどうであろうか。

 

 

 

当たり前だが、入試は「50メートル走」ではない。

 

「走力」ではなく

 

「学力」での勝負になる。

 

 

420点以上なら浦和高校

 

400点以上なら大宮高校

 

380点以上なら川越高校

 

 

こんな感じで。

 

 

そして1学期の期末測定

 

 

もちろん、科目は「5教科」の勉強である。

 

 

 

 

もう、分かるね?

 

 

ここで、信じられないくらいの差が出るんだよ。

 

 

その高校にいるってことは

 

 

ある一定以上の学力があったからだね?

 

 

しかし

 

 

わずか数ヶ月後のテストで

 

 

「本当に同じ高校の生徒か?」と疑いたくなるような差がつく。

 

 

 

これ

 

 

「学力」の差ではない。

 

 

 

「自学力」の差なのである。

 

 

 

最初の50メートル走で例えてみれば

 

 

 

6秒切ったら浦和高校

 

 

この「6秒」を出すために

 

 

一部の生徒は身体にロープを巻き付けて

 

自転車で引っ張ってもらってた、ということなんだよね。

 

 

自走力は、実はなかった、ということ。

 

 

 

これが高校入学直後の失速の原因。

 

 

 

 

慌てて高校でも「自転車」を探す。

 

 

 

しかし

 

 

高校生を引っ張る自転車は

 

 

 

一定以上の自走力がないと役に立たないんだ。

 

 

 

実際には50メートル走なんて単純な種目でもなくなるし。

 

 

 

僕ら塾は、多くの中学生にとって「引っ張る自転車」であろうとしてしまう。

 

 

これが「役目」だと信じて疑わない。

 

 

 

素晴らしいタイミングで加速し、

 

 

 

劇的にタイムを引き上げるノウハウを持っている塾もあるだろう。

 

 

しかし

 

 

僕らがそのスキルを上げれば上がるほど

 

 

 

子供達の自走力は弱くなっているのである。

 

 

 

 

これは本当に根深い問題だ。

 

 

 

 

 

 

昨日、C館の10時過ぎ

 

僕がiPadを取りに行くと

 

 

所北の1年生がブツブツ言いながら数学と戦っていた。

 

 

 

一年前、この生徒が所北に進学するなんて

 

誰も想像していなかったはずである。

 

 

保護者ですら「チャレンジです」と断言していたし。

 

 

僕は他の生徒と同じように

 

 

最後の最後まで放ったらかした。

 

 

モチベーションだけ上げて

 

世の現実だけ伝えて

 

 

そして、この子は自ら危機感を感じ、

 

自らを奮い立たせて

 

 

最後の最後まで

 

 

自分で考えて

自分で決めて

自分で行動した

 

だからこその合格

 

だから今、ああやって夜遅くまで自走できるようになっているんだ。

 

 

 

 

 

塾の究極の目標として

 

 

 

入試本番、生徒がテスト問題の表紙を開いた時に

 

 

目の前にある問題、その全てが「塾の予想問題」だっ!!

 

 

そう考える塾講師は多いはずだ。

 

 

 

「先生!全部塾でやった問題でした!!!!」

 

 

こう言ってもらえたら

 

 

それはそれは嬉しいだろう。

 

 

 

まさに、究極の自転車だ。

 

 

 

 

その子には本来、

 

6.5秒で走る自走力しかないのに

 

 

見事、本番で6秒を切らせたのである。

 

 

そしてその子は満足しきった顔で

 

その高校に入学していく。

 

 

 

周りは6秒を切る自走力の持ち主ばかりの高校に

 

 

である。

 

ほんの一二ヶ月後に期末測定会がやってくるのに…

 

 

なぜ今、松江塾の高校部で頑張る子達は

 

 

各高校の上位層が多いのか

 

 

 

なぜ彼らは頑張れるのか

 

 

 

その根本が分かってしまった以上

 

 

松江塾はそこを磨き上げる。