もしあなたが今から個人塾を開業するとしたら
まず何をやるだろうか。
まずテナントの契約?
テキストの発注?
広告を作る?
違うよ。
自分の中に「信念」という柱を立てること。
これだよ。
自分が勉強が得意とか、教えるのが好き、とか
そういうことは枝葉の部分なんだ。
自分の人生をかけて、生きる糧として「個人塾」に決める。
小舟に乗ったたった一人の自分。
目の前には大海原。
当然、波はある。
向こうの方には黒い雲も見える。
小舟と一本の櫂をもち、海に出る。
見れば波なんて無関係に進む大型船もある。
ずいぶん昔に転覆したであろう小舟の残骸が海の底に見えたりもする。
そんな中を己の目指す方を見据え、櫂をこぐ。
とてもじゃないが、中途半端な意思ではできない。
出航した直後に後悔する塾経営者も多いのではないか。
それを支えるのが「己の信念」なんだ。
これをどれだけ強く持てるか。
これをどこまで持ち続けられるか。
個人塾の経営者はだからこそ「癖の塊」なのだ。