大体古文の授業って、昔に書かれた文を使って行われる。
みんなそれを当たり前だと思ってる。
でも、いまいち面白くないのよね。
だからオリジナルの文にした。
文法や表現、古文単語を覚えることが目的なわけで
そこに書かれているストーリーは別に何だっていいと思うわけよ。
そりゃね、牛車を知らなければダメなんだろうけども、別に学ぶ入り口としてはポルシェでもいいじゃんね。
恋心を読み解くんだって、当時のじんわりとした控えめな恋心よりも、現代版恋心のほうが共感もできて楽しいでしょ。
特に古文は入り口で躓く子が本当に多いから。
「古文、意味不明だから嫌い」
そりゃそうさ
「色は匂えど散りぬるを…」
もちろん大事な色は歌の冒頭よ。
でもねぇ…

完全自作文でも、授業内容は定型そのもの。
目の前の文が変わるだけで生徒達はスルリと古文の世界に入り込める。
そして昨日学んだことを全て盛り込んだこれまたオリジナル文を今日読む。
それで定着していく。
そしたら、一気に見える世界が変わる。
とにかく、その科目、その単元、その知識と対峙した時の
生徒達の心を軽くする。
少しでも興味が向くように。
少しでも「楽しい」と思えるように。
さて、今日もたくさんの作品を作ろう。
まずは毎日シリーズからだ。