たまにあるんだよ
自分が住んでる都道府県の対策が必要なのでは?という幻想に囚われちゃう人たち
気持ちはわかるけどね。
確かに偏差値60前後以下の子達にとっては、その対策は意味があるかもしれない。
出る問題や形式が分かっていれば、まるで定期テストのように似たような問題を繰り返す練習。
確かにそれならモチベーションも上がるんだろう。
でも少なくとも偏差値65以上の高校に行くのなら、それはむしろ害悪になるって知っておいてほしい。
まず第一に、その傾向が今年の受験でも同じだとは限らない。
だからどんなスタイルに変わっても対応できる力は絶対に必要。
そのために必要なのは、ありとあらゆるスタイルの問題に触れること。
そのための全国入試問題正解だしね。
さらに、そうやって「傾向と対策」はあくまでも高校入試に向けたものだ。
言ってみれば、予選の試合スタイルに合わせた練習。
でも、その先の本戦では全く違うものが待ってる。
「それはその時にやれば・・・・」
と思うかもしれないが、それを許してくれないのが高校の勉強だ。
だから松江塾の中3は傾向と対策をフル無視でやってる。
一昨日の英語は岡山県の問題だし、昨日の国語は筑波大附属だしね。