中1英語
今、代名詞の変化まで来た。
かなりの速度だ。
いよいよこの辺りから脱落していく子が出るタイミングである。
さて
ここからのケアが大事ではあるが、自分でもできる「脱落しない方法」を書いておく。
これは小5小6の子達にも共通することだから
よーく読んでほしい。
松江塾の英語は、
英文法の理由理屈の完全理解
を指導の軸にしている。
その理解は日本人であるがゆえに日本語で行う。
それが納豆英文法だ。
その文の仕組み
土台は何か。
どう変化させるか。
それを全て日本語で。
変化させるルールも日本語で。
目の前にこんな文があるとしよう。
太郎はいつもいつ彼の部屋で彼女の本を読みますか。
躓いていく子達は、この文を見て、この文を英語にしていくことを目的としてしまう。
いいか
よく聞いて。
だから躓くんだ。
こんな文、そのまま英語にできるなんて少なくともあと数年、数ヶ月かかると思ったほうがいい。
①まず日本語を読み、疑問文否定文は肯定文に直す。
これをやらずして、何一つ「できる」の世界は絶対に見えてこない。
絶対に、だ。
だから
太郎はいつもいつ彼の部屋で彼女の本を読みます。
こうする。
絶対にこうする。
こうするしか、正解に辿り着く道はない。
正解への一本道の入り口はここにしかないんだ。
そしたら、次。
日本語が世界最難関である理由の一つである「文の中に切れ目がない」という部分にメスを入れる。
そう、文字通りメスを入れて切るんだ。
太郎は いつも いつ 彼の部屋で 彼女の本を 読みます。
この分かる時のポイントは、授業で伝えている通りに。
そしたら、危険な奴らが浮き彫りになるね?
いつも→頻度を表す言葉。こいつは後回し!
いつ→ルールに従って、必ず文頭に!
だからまず「いつ」をWhen
にして文頭に。
When ➕ 太郎は 彼の部屋で 彼女の本を 読みます。
「いつも」は後で戻すから、今はないものに。
そしたら、語順の例のルールで整える。
When ➕ 太郎は 読みます 彼女の本を 彼の部屋で
語順を英語にしたら、次はいよいよこれを英語に。
文の主役部分と、脇役部分の違いに気をつけて。
When ➕ Taro reads her book in his book.
こうなるね?
そしたら、後回しにしていた頻度を表す単語を戻す。
何動詞の文?
つまり
When ➕ Taro always reads her book in his room.
そしたら最後
この文は疑問文なんだから、疑問文にする!
s子ちゃんに気をつけて。
When does he always read her book in his room?
これが正解。
流石に指導ノウハウの全てを書くことはできないが、
まず日本語で徹底的に基本文だけを剥き出しにする!
そして、それをルール通りに変えていく。
つまり、めちゃくちゃ細かい工程を一つずつ踏んでいくんだよ。
分かる?
繰り返すが、これが「英文法完全理解」への一本道だ。
そして大事なことを書いておくが、
子供が書いた毎日シリーズ
解答見て間違えてたとするでしょ。
あれ?とっ散らかってんな
と思うわけじゃん。親が。
授業動画、親もちゃんと見ましたか?
と言いたい。
食材と調味料渡して
「肉しいたけソワール作っておいてね。レシピはこれだから。」
って、肉しいたけソワールなる料理を知らない親がレシピ渡してあとは放置
できた料理食べて
「まず!何これ!レシピ通りに作ったの?」
と子供に聞く。
子供は「うん。見て作った」と言う。
「ええ、あのレシピ、間違ってるんじゃないの?」
と、レシピを見ずに疑う。
これ、「躓いていく子達」の横にいる「躓かせる親」の姿ね。
この場合、
「じゃあ、一緒にレシピ通りに作ってみる?」
と声をかけ、子供と一緒にレシピ見てもう一度最初からやるでしょ。
「とりあえずこの間どうやって使ったか、やりながら説明してくれる?」
と声かけて。
そしたら絶対に分かるんだよ。
塩と砂糖間違えてるとか
分量違うとか。
絶対に。
もうこれ、絶対に!
英語で躓く子達の横にはね
僕の授業動画を見てない親がいるんだ。
「だって、授業受けたんでしょ?」
とか声かけるだけで。
あのね
メキメキ伸びて、ガッチガチの基礎を理解して完成させていく子達の親はね
まず大体同じコメントをくれるよ?
それはね
「自分が中学生の時にこの授業を受けたかった」
これだ。
この言葉の意味
しっかりと噛み締めてほしい。