クレアモールを歩いて駅から塾に向かう。
この時期の新高1たちは、やたらと大所帯で歩いていることが多い。
まだお互いに誰と気が合うとか分からないから
とりあえず集団を構成するのだろう。
昨日と今日、全く同じ言葉を女の子たちの集団から聞いた。
それは
「悲しくなるほどイケメンがいなーい」
である。
それね
多分お互い様だと思うよ。
メガネかけないで歩いてるからよく見えてないけども笑
みんな、そんな「お互い様」から「初めまして」で出会って
人間関係って始まるのよ。
外見なんて、包装紙みたいなもんだからね。
その包装紙が見えてるのは最初だけ。
破いたり、剥がしたりしてしまえばもう包装紙のことなんて思い出さないでしょ?
人間関係ってそういうものだと思うのよ。
まあ、あれよ?
僕のように猛ダッシュで走ってる人間は
走ってる間にヒラヒラ空中を舞ってる包装紙にぶつかって、
なんか包装紙に包まれてるように見える瞬間があるかもしれないけれども。