前回の親単科で話したことだ。
文系の人と理系の人
その「語彙の広がりや増え方」に違いがあると思うんだ。
理系は専門的な知識を内側へ向かって増やしていく。
より細かく、より正確に。
言葉の言葉の定義の輪郭をくっきりとさせて、削れるところはなるべく削ってシンプルにしていく。
でも文系は逆だ。
知識を外へ向かって増やしていく。
そしてよりぼんやりと広く。
輪郭はぼやっとして、他の言葉と重なるところを多くしていく。
そしてそこに「感情」も被せていく。
この「ぼんやり」「ふわっと」広がる語彙たちを増やしてくと、文章を書く筆者の脳内や感情と重なる部分が大きくなっていく。
つまり
読んで理解でき、共感すらできる。
となるのだ。
この違いを理解し、納得すると国語の文章題はできるようになっていく。