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【だって死ぬんだから】SNS規制の真の理由はここにある

 

オーストラリアでいち早く可決した16才未満のSNS利用禁止

 

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これは間違いなく他国にも広がるだろう。

 

もちろん日本も。

 

僕としては大いに賛成だ。

 

さて

 

SNS規制に関しては実にさまざまな観点から議論や検証が行われている。

 

闇バイト

 

も今まさにその議論の真っ只中にある。

 

もちろんそういうリスクやデメリットに注目するのもありだ。

 

メリットとの兼ね合いとかね。

 

ただここでは、そうじゃない観点から考えてみたいんだ。

 

あなたの子供

 

そう

 

何年前か、十何年前か分からないが産まれたあなたの子

 

子供にとって、親はいかなる存在か。

 

 

いなければ自分が死んでしまう存在

 

なのではないか。

 

もちろん今の社会ではすぐにそうならないような仕組みはある。

 

だがしかし、生物として人にはきっとそういう本能がプログラムされてるはずなんだよ。

 

だから最初に見たものを親と見定めて、後をついていく生き物だっているでしょ。

 

人間だって同じだ。

 

最初は首すら自分で支えられない。

 

親がいなくては数日も生きられない弱い存在なんだ。

 

だから子供にとって、親は「常に視界に入れていないといけない存在」なのである。

 

親は生まれた我が子だけを見つめているわけにはいかない。

 

周りにどんな危険があるか

 

我が子を守るという本能は、むしろ我が子よりも周りに意識を向けさせるはず。

 

だからつまり、親と子では圧倒的に「子が親を見る時間」というのは長くなるはず

 

いや

 

長くならなければならない

 

 

そう本能にプログラムされてるはずなのである。

 

とは言え、子供だって自分自身が個体として自身で生きていく力を身につけていくようにプログラムされているわけで

 

少しずつ周りの世界に興味を持っていく。

 

つまり、親以外を見るようになっている。

 

おお

 

見えてきたね?

 

つまり本来、人間はこの「親以外を見る時間が増えていく」という、本来あるべき緩やかな曲線で成長していくべきなんだよ。

 

それを強制的に奪ってしまうのが、SNSの世界だ。

 

無限に続く、好奇心を引き剥がさなくするよう仕組まれたコンテンツ。

 

本来ならまだ生物として60%くらいの時間、親を見て育つべき年代なのに

 

SNSでその半分を持っていかれる。

 

つまり30%しか親を見ない。

 

自分の命を守り、お手本となる様々なことを一番染み込みやすく教えてくれる親を見ない時間が強制的に増やされてしまうんだ。

 

そりゃいろんなところで弊害が出てくるのも当たり前だね?

 

 

そりゃそうだってなるよね?

 

 

SNSはいろんな情報を「与えて」くれる。

 

それはメリットであり、それを奪うことは不満を持つ人も多いだろう。

 

だが、それと引き換えにとても大きなものが奪われていることを忘れてはいけない。

 

親子の時間

 

子が親を見る時間

 

 

同じ空間にいるからとても気づきにくいだろう。

 

 

でも、確実にそれは奪われているってことを忘れないようにしたい。