人が親である期間はおそらく５０年くらいかなぁ。
大体自分の親が死ぬのってそのくらいの年齢になってのことよね？
その５０年間
逆の立場で考えてみたらさ、親が親という自覚を持って過ごせるのって、多分２０年くらいなんじゃないか？って思うんだ。
自分が大学生とかそこらになると、もう親を親として見てなくないか？
もう自分の世界が外へ外へ広がっていくからさ。
同じ屋根の下で暮らしてても、それは単にそれだけ。
共同生活者
みたいな感覚に近い。
親からすれば寂しいけれど、子供からしたらそんなもんかも。
少なくとも僕自身はそうだったな。
自分に子供ができた時、孫の顔を見にくる親は、もう自分にとっての親ではなく、我が子にとっての「じぃじ」「ばぁば」としての存在になってたし。
よく、「自分が親になると親のありがたみが分かる」とか言って、
またそこで「親」として登場してくるかと思いきや、もうそれどころじゃなく子育てが忙しいし。
だから、親が親として子供の前にいれるのって、もう多分２０年かそこらなのよ。
むしろ、それを超えて「親面」してたら、「毒親」なんて言われちゃうんだろうし。
だから親は自分の気持ちを抑えて「身を引く」ってことも必要なのよね。
さー
ここまで踏まえて、あなたが我が子に対して「親」でいられるのはあと何年？
我が子が中1なら、あと８年間
ってところだろうか。
人生８０年って考えれば、たった10%だ。
あー
どーすんの？
もう、ほんとあとちょっとで終わっちゃうよ？
もう終わっちゃった僕からしたら、
超絶羨ましいんですけれど？
