プロとして30年間
相手は違うが同じ仕事をし続けている
そうすると
なかなかにハッキリクッキリ見えてくるものは多い
だからついつい言ってしまう
「結局のところ」
という言葉。
もちろん、それは正解なのだ。
子供の成長の最大要素は親
生まれてから毎日、親子で過ごす時間の蓄積
与える言葉の蓄積
例えば7歳で入塾してくるとして
1日の起きている時間を14時間として
14時間✖️365日🟰5110時間
それが7年間だから
35770時間である。
塾で週に2時間勉強を教えたとして
それは35770時間と比べて
0.005%に過ぎない
35770時間かけて作り上げてきた流れを
たった2時間で変えられるか否か
考えるまでもなく
否
である。
じゃあ、塾での時間か毎週2時間ずつ蓄積していけばいいのでは?
と思うかもしれないが
1週間、子供が起きている時間は
14時間✖️7日🟰98時間
塾での2時間はわずか2%だ。
学校に8時間行ってるとして、残りの6時間と考えても
4.7%
である。
95.3%🆚4.7%
これが「子供を伸ばす」ということの避けられない現実なのだ。
まず親
次に親
最後に親
なのである。
では塾の役割は何か
それは
親の意識と行動を変えるためのちょっとした参考書
程度なのである。
塾を30年間運営してきて
これだけはもう現実なのだ。
悔しいけどね。
だからと言って諦めないよ
より濃密な
よりインパクトのある
より意識と行動を変える
そんな参考書であり続けたい。