辞書を引くとこう書いてある。
(鉄は灼熱(しゃくねつ)した柔らかいうちに、さまざまの形に鍛えあげることから) 何事も時期を選ぶことがたいせつで、人間も純粋な気持ちを失わない、若いうちに鍛えるのが肝心であることをいう。 また、関心や情熱の薄れないうちに、早いところ実行に移すのがよいことにたとえる。
ふむ
言葉通りの意味で、納得である。
教育にも当たり前のように使われる言葉だが
今、子供が幼稚園・小学校低学年だよっていうママ達
この言葉をよーく肝に銘じてもらいたいんだ。
しかもね
「打て」の部分は
ちょっとだけ意識を変えてほしいと思うんだ。
この言葉は、何か「正しい方向性に導く」とか「正す」みたいな意味を感じるよね?
でもね
そんな親の意思通りに子供は進まないって。
この言葉の本当の意味
指導の現場にいると強く感じるのよ
大事なのは「早い時期からの蓄積」
これに尽きるんだ
だから、鉄は熱いうちに「打て」じゃなくて
その熱い鉄をどんどん「積み重ねよ」なんだよね。
熱い鉄を積み重ねると
まだ柔らかいから隙間を埋めるようにして形を変えて
そしてそれが冷え固まってガチっとした土台となる。
一つ一つの小さな熱い鉄の塊を
いろんな体験を通じて積み重ねてあげてほしいんだ。
子供の興味関心なんて色々変わるから
親のエゴでそれに固執しないであげて。
子供の目と顔を見てあげて
親の顔色伺って「やりたい」って言ってるのか
心の底からの本心なのか。
それをその都度見極めてあげよう。