親の悩みはほとんどが「我が子の将来」である。
たからこそ、アンテナをビンビンに立てて先を調べる。
その先
その先を見る
今は昔よりもその先がはっきりと見える。
昔なら知り合いの知り合い、みたいな人の話をまた聞きするような内容でも
スマホの中に次から次へと
よりリアルに。
偏差値◯◯
◯判定
◯ヶ月で
◯級合格!
そんな夢みたいな話が次から次へと。
そして
そのスマホの向こうにさっきから見えている我が子の姿。
はぁ…
というため息。
いったいどーすんのよ、あれ…
このままでいいの?
みたいな気持ちと共に
一瞬速くなる動悸
焦るんだけど
どうしていいか分からない
いや、方法はいくつも思いつくし、やってきた。
でも
響かない我が子
見えるその先は明るく眩しい
しかし
今、ここは多分暗い。
その差が埋まる気がしない
あのね
テレビの中のキラキラのアイドル見ても
我が子は変わらないよ
でもね
眩しい光が見えたから
今の我が子が見えたってことも言えるよね?
ネットの中の情報なんて
ガッチガチにライト当てた老けた女優みたいなものよ
皺飛ばしてんのよ
そんなね
同じ年齢の子なんだから
ライト当てまくらないと
そんなキラキラに光るわけないじゃん笑
騙されちゃ嫌よ