一番多いケース
ねえなんでそんなにダラダラ自分の好きなことだけやってやんなきゃいけないことやらないわけ？こっちは朝から晩まで働いて頑張って稼いで塾代払って応援してんのに、肝心のあんたが何にもなんないなら意味ないじゃんね。行ってる意味あんの？もう辞めたら？
ってケース
昨日も今日も明日も
日本中の家庭から聞こえてくるだろう。
要は、自分の頑張りと苦労が目の前で瞬間的に「無」になっていくのに耐えられないってことなんだろう。
苦しいダイエットをやり抜いて
それで乗った体重計
スンッ
と3日前と全く同じ数字
目の錯覚かと思ってもう一度見ても変わってない。
あの耐え抜いた日々はなんだったの？
と茫然自失
体重計は悪くないわけだから
がっくりと肩を落とすくらいですむが
子供はそうじゃない
目の前で、なんの苦労もなく、スマホ見て
ボー
ボーッ
ボーーーッ
と３時間
やっと動いたと思ったら
風呂入るわ
っておい！！！
また風呂で１時間溶かすのかよっ！
っていうね、
我慢の限界
って奴と向き合う日々よね。
いろんな結果も数字となって襲ってくるし
あー、意味ないなこれ
って思うよね。
でもね
何事もそうだが、目の前のことに意味を見出すか、はたまた意味のあるものに変えていこうと思えるか思えないか。そういう言葉を出せるか出さないか。行動ができるかできないか。それも含めて全部親力。親であるあなたが自分の考え方や言葉や行動を変えない限り、そこから逃げても辞めても事態は何も好転なんてしない。勝手に頑張って勝手に期待して勝手に呆れて勝手に失望して勝手にキレて勝手に文句言って勝手に傷つけて。全てあなたが勝手にやってることだからね。最初の子供の気持ちや言葉なんて瞬間的に消えて行くわけで、あとは親であるあなたがどうそれを自分のものにして言葉にして行動にして子供に向けて行くか。それが親力。まず考える。逃げずに考える。キレないように。キレる親は思考停止の最たるもんだ。キレる親は勝手に損して行くから絶対にキレない。結果なんて最後の最後。出た瞬間にゲームクリアー。クリアーしてしまったゲームほどつまらないものはない。今はゲームの真っ最中だ。トラブルも困難もゲームの一要素。それをどう料理して行くか。キレさえしなければそういうことにも思考が及ぶ。
これ忘れずにね。
