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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

【諦めたら試合終了】子育てにおいて「忍耐力が切れた」は許されないと僕は思う。

 

親は自分のために生きるのと同時に

 

子供達のために生きている

 

育ててるという実感はあまりなく

 

先を見て

 

目の前の子供に何かを注入しなければ!

 

どうにかしなければ!

 

という焦りにも似た思いが常にある。

 

つまり

 

自分は常に焦り、周り、動いている気がする。

 

そして

 

その熱量と思いと行動を子供と共有したいとも思う。

 

そうだな

 

部活や学校行事での本番直前

 

円陣組んで一瞬の静寂

 

「絶対勝つぞ!」

 

「おー!!!」

 

そして円陣が解かれ、始まる。

 

全員の気持ちと行動が噛み合うあの感じ。

 

あれを子育てにおいても得たいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

無理です

 

 

 

 

 

子育てにおいて、それは無理です。

 

 

 

 

親は常に空回りです。

 

 

 

 

両手に持ったうちわで思いっきり前に帆を張ってプカプカ浮かんでいる船めがけて風を送る

 

そよ

 

ゆら

 

っと、船は揺れる

 

でも、明らかに自分が力を込めて腕を振った感じよりも

 

船はちっとも進まない。

 

ゆら

 

っと揺れるだけにも見える

 

 

もう一回腕をぶん回す

 

さっきよりももっと大きく振り回す

 

 

ゆらっ

 

 

進んでいるのか?

 

揺れただけか?

 

 

 

三度、四度振り回す

 

 

それでも進んだようには見えない。

 

 

 

横を見ると、自分で帆の向きをコントロールしてスイスイ進むヨットが見える

 

 

 

あの子達は自走してるんだ…

 

 

 

その思いがもっと自分を焦らせる

 

 

 

分かる

 

 

すごく分かる

 

 

でもね

 

 

諦めたら試合終了

 

 

なんだよ

 

 

親がその両手をぶん回すことをやめたら

 

 

子供というヨットは

 

 

揺れることすらしなくなる。

 

 

 

そのうちね

 

 

 

 

すら畳んでしまうんだ。

 

 

そしてそのうち「ちっとも進まないこの海嫌い」って言い出すようになる。

 

 

そういう人、世の中に溢れてるでしょ?

 

 

親の空回り

 

 

 

大いに結構!

 

 

華麗に舞って

 

 

僅かでも良いから子供というヨットを揺らし続けるんだよ

 

 

 

ここが海だってこと

 

 

風が自分を揺らす力があるんだって教えること

 

 

身をもって毎日教えること

 

 

 

それが大事

 

 

 

全ては

 

 

親の忍耐力にかかってるんだ

 

 

親が諦めた子

 

 

その末路

 

 

よく考えて欲しい

 

 

 

 

自分の力でスイスイ進んでいる子達

 

そう見える子達

 

 

 

なぜ風の掴みかたを知っている?

 

 

誰が教えた?

 

 

 

 

 

親である。

 

 

 

もっともっと昔から

 

 

 

ヨットの作り方

 

帆の貼りかた

 

 

風の向き

 

強さ

 

 

それを教えるために

 

 

あなたの何倍、何十倍、何万倍

 

 

子供というヨットの周りでうちわ持って舞ったはずなんだ。

 

 

きっと子供が随分小さいうちから。

 

 

海の怖さも伝えただろう

 

 

まだヨットも小さいから、力の匙加減も大変だっただろう

 

 

まず伝える言葉がない頃からだから

 

それはそれは心が折れそうにもなっただろう

 

 

 

今、横をスイスイと進んでいくヨットは

 

 

そういう親の努力の賜物なのだ

 

 

 

もう、そのヨットの親のうちわは

 

 

骨組みだけになっているはずだ。

 

 

腕なんか、もう上がらないかもね。

 

 

でも、それが子育てだ。

 

 

 

諦めたら試合終了

 

 

 

子育て終了

 

 

 

どうか

 

 

諦めないで

 

 

 

うちわを振り回すのが疲れたら、せめて水をぱちゃぱちゃさせて

 

ユラユラ動かすくらいのことはやって。

 

 

そのうち疲れは取れるから

 

そしたらまたうちわ持って風を送って

 

 

それが子育て

 

 

諦めたら試合終了

 

 

 

 

 

空回りも行動です!

 

諦めて回らなくなったら子供達はもっと楽にそこに留まります。

 

そういう子達の末路をたくさん見てきました。

 

どうぞこれからも大いに回ってください!

 

それを忘れずに

 

止まらずに!

 

 

 

である。