ある程度納豆英文法の先取りが進んでいるので
国語の文章題、精読をスタートさせた。
かなーり時間を要するので本科のみで。
国語の文章題ができる、できないを決めるのは
「どれだけ正確に読むか」
である。
僕はよく文章題を映画に例える。
2時間の映画、「え?もう終わり?早くない?」と思う時と
「まだ1時間しか経ってないのか」と思う時
要は、面白いと感じて前のめりに見ている時とそうでない時
理解の差は確実にあるはずなんだ。
さらにそのスクリーンに映し出される映像の輪郭
文字通り「クッキリ」か「ボンヤリ」かの違い。
花が風に揺れるシーンで、花びらはもちろん、雄蕊と雌蕊までクッキリ見えるのか
それともなんだか薄赤いものがモニャモニャと動いていて「なんだ?花か?」と目を細めないと見えないのか
その違いで映画への没入度は違ってくるのではないか。
国語の文章題も同じで
「見上げた空は悲しいほど大きかった」
という表現から、どれだけ登場人物の気持ちをクッキリと掴めるか
それを言語化しながら一緒に読む作業だ。
生徒本人がさらっと読めば2分で読み終わる文を
昨日は20分かけた。
それくらい、精読には時間がかかる。
しかし
精読なくして理解なし
である。