川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

国語ができる子は、何を考えながら目の前の文を読んでいるのか

 

昨日の小5国語、文章題を一緒に精読。

 

見学してくれた保護者の方の調べ?では

 

20分間に5行しか進まなかったらしい笑

 

おおー

 

わりと進んだほうじゃぁないか。

 

この夏、どの学年でも国語の文章題をチラホラやっていて

 

その殆どを「精読」に使っている。

 

あー、あれでしょ?

 

文にいろんな印つけながら読んでいくあれ

 

違う違う

 

そういうことは何もしない。

 

点を取るために必要な分析をしながら読むわけじゃなくてね、

 

ただただ、目の前の文章を味わう

 

 

ここに焦点を当てた感じ。

 

 

国語ができる人って、何を考え何を感じながら目の前の文を読んでいるのか

 

それを体感させ、自分で読む時もそれが当たり前にできるようにする

 

 

そんな授業だ。

 

 

 

主人公の住む県が書いてあったら、一瞬チラっと日本地図が思い浮かぶはずなのよ。

 

 

「北海道の夏は短く、もう朝は少し寒いくらいだ。」

 

 

なんて書いてあったら、頭の中では日本地図全体から北海道目掛けて

 

さーーー!!

 

 

って近づいて行くのよ。頭の中で。

 

 

そしてヒンヤリとする朝の空気感を想像の中で感じるんだ。

 

息はもう白いのかなぁ

 

 

とか考えながら。

 

 

「北海道の夏は短く、もう朝は少し寒いくらいだ。」

 

 

その前に夏の蒸し暑さとか、日差しとかも想像するよね。夏休みが関東なんかより短いってこともよぎるねぇ。

 

この先にやってくる冬の厳しい寒さなんかも想像するし。

 

 

「北海道の夏は短く、もう朝は少し寒いくらいだ。」

 

 

 

早起きした感じも伝わってくるねえ。

 

 

 

「北海道の夏は短く、もう朝は少し寒いくらいだ。」

 

 

 

その寒さを喜んでいるのかな、嫌がっているのかな

 

 

なんて想像もして、次の文の登場を待つねえ

 

 

 

たった数文字の文から何を感じるのか。何を考えるのか。

 

 

 

それを知ることが大事。

 

 

 

国語ができる人の脳内をそっくりそのまま体験し続ければ

 

 

そのうちそれを自分でもできるようになるってことね。