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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

我が子の「欲」はどこにあるのか

 

 

あなたが子供の頃

 

ブランドバッグを欲しただろうか

 

美味しいお刺身を前にした時、お酒を欲しただろうか

 

春の気配を感じた時、満開の桜を欲しただろうか

 

「欲」というものはある「タイミング」が来ないと出ないものだ。

 

人が人を欲する、つまり「恋」とか「愛」と形容される欲なんて最たるものであろう。

 

その人が現れ出でない限り、その「欲」は出てこない。

 

我が子に役がなくて困る

 

というお悩み相談を受けることは多いが

 

一生、欲の出ない人間などいない。

 

僕が思うに「大器晩成」なんて言われる人は

 

その歳になるまで何かに対し欲が出なかっただけなのでは?と。

 

人は、「欲」をガソリンとして動く。

 

他にもガソリンになり得るものはあるだろうが、

 

「欲」のガソリンパワーはそれなりに凄いものがあると思っている。

 

 

だからこそ、我が子にはその「欲」を持って欲しいと願う親は多いのだろう。

 

では、我が子の「欲」はどこにあるのか

 

 

答えは簡単だ。

 

 

 

 

 

 

我が子がその目で見る世界の中

 

 

である。

 

 

 

つまり

 

 

 

あなたには見えないのである。

 

 

 

親は自分の子供のことなら全て分かると思いがちだ。

 

 

そりゃ、子育ての取り組みの違いによってその分かる範囲やレベルには違いがある。

 

 

よーく分かってる人もいれば

 

 

ちっとも分かってない人もいる。

 

 

 

しかし

 

 

分かっていたとしても「欲」に関しては見えない部分も多いのではないか?

 

 

 

例えば「性欲」なんてもので考えたら分かりやすいはず。

 

 

あなたの性欲の向かう先なんて

 

 

おそらく誰も分からない。

 

 

 

ちょっと魅惑的で刺激的な写真を子供の前に出して

 

 

「ほら!興奮しなさい!」

 

 

って…

 

 

 

言えば言うほど子供は嫌がるし、白けるよね…

 

 

 

それと同じ。

 

 

 

 

「どうしたら我が子が性欲を抱くんでしょうか…」

 

 

という相談、答えを聞いたとして

 

 

それを我が子に対して実践する?

 

 

 

そんなものは、見守るしかないよねぇ。

 

 

 

ただ、やれることがあるとすれば

 

 

そういう環境をなんとなーく用意してあげることくらい?だよね?

 

 

 

まあ、話が性欲のほうに振り切ってると変な感じがするけれども。

 

 

我が子の「欲」は、我が子がその目で見ている世界の中にしかない。

 

 

その「世界」を広げるか、広がるか。

 

 

他者が広げるか、自ら広げるか、自然と広がるか。

 

大体の場合、親が広げると失敗する。

 

 

そこには親の「欲」が入り込むから。

 

 

そもそも、人が欲している物を前に差し出されても

 

それはその人が欲しているわけで、その時点で「いつか取られる」「自分のものという感じがしない」のではないか?

 

 

自分が見つけて、それを自分で認識して初めて「自分の欲するもの」となるんじゃないかな。

 

 

つまり

 

 

親は「待つ」しかない。

 

 

それじゃ受験に間に合わないのでは…

 

 

 

という気持ち

 

 

よーく分かる

 

 

 

しかし、待つしかない。

 

 

 

 

ただし、スマホの管理は徹底すること。

 

 

 

それだけは鬼管理を発動すること。