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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「もうひと伸びさせたい」そう思ってる時点で何かズレてるということか

 

子供の勉強やスポーツ

 

親から見て「あとひと伸び!」と思うことはよくある。

 

だからあれこれ模索する。

 

これが例えば「中1英語」のように、まだスタートすらしてない、もしくはスタートしたものの躓いた、というのなら問題ない。

 

しかしある程度子供自身も置かれている状況を理解し、

 

何となく周りの流れにも乗っているのにも関わらず

 

親の「もうひと伸び」という欲が出てくる時

 

そこに「ズレ」が生まれると思うのだ。

 

そもそも「なぜその思いを子供が持たないのか」ということを一度考えた方が良い。

 

 

その「欲」が誰の欲なのか。

 

親の欲で環境を変える時、その先に待っている環境に行くのは誰か。

 

例えばサッカー

 

入っているチームがそこそこに強いチーム

 

で、そこでレギュラーになれるかなれないかの我が子の位置

 

ヤキモキする親

 

このままでは、あのサッカー強豪校のセレクションに受からない

 

しかし子供はのんびりしている

 

分かってるのか?

 

先が見えているのか?

 

 

このままだとセレクションに受からないんだぞ?

 

 

そう思って、もっと厳しい環境を模索する

 

 

我が子の意思と関係なく鍛えてくれるところはないか

 

我が子がもっとやる気になるような環境はないか

 

 

そうやってたどり着く強豪チーム

 

体力の土台

 

いや

 

考え方の土台から叩き直してくれそうな気がした。

 

だからそこに突っ込ませる。

 

 

うん

 

確かに効果はあるかもしれない。

 

何か劇的な変化も起きるのかもしれない。

 

そして

 

 

その可能性を信じるからこその模索であろう。

 

 

 

しかし

 

 

忘れてはならない。

 

 

目指す強豪校には

 

「なんかうちの子、勝手に頑張ってるんですよね」

 

と笑顔で話す親の子供達が

 

一軍、二軍あたりまでひしめいているということを。

 

 

そして、その中に入っていくのは

 

親ではなく

 

 

子供である、ということを。

 

 

 

「もうひと伸び」

 

の欲はだれのものか。

 

 

子供のそれであれば何も心配はない。

 

 

しかし

 

 

それが親のものであるのなら

 

 

一旦原点に立ち返り、話し合った方がいい。

 

 

 

「本当にその強豪校に行って、今の2倍も3倍もの練習を自らに課し、自らできるのか?」

 

 

と聞いてみて欲しいんだ。

 

 

 

心根の良い子はきっと忖度する。

 

 

 

しかし

 

 

その忖度を見抜くのが親の役目だ。

 

 

 

欲目ではないのだ。