ゲラお、２１歳
なし子、１９歳
２人とも大学生になって、それでも毎晩家族４人で食卓を囲む。
２人ともバイトがあるから、それが終わって帰ってくる時間が僕の帰宅時間とほぼ同じ。
ゲラおが撮り溜めたバラエティー番組を選んでいる最中、なし子が韓国系アイドルのYouTubeにしろと要求
それを「いや、それは1人でスマホで見ろよ」と一蹴するゲラお。
僕と天使はカウンター越しに料理を運び、ゲラおとなし子が並べる。
「あ、ドレッシングも」
「取り皿あった方がいいね」
そんな言葉が飛び交う。
テーブルの下には気配を察知した犬達3匹がウロウロし始めて
そして食事スタート。
今日の大学のこと
バイトのこと
塾のこと
ワールドカップのこと
流れているバラエティーへのツッコミやダメ出し
なし子の次の髪色について
とにかくいろんなことに会話が弾む
「ちょっと足りないからうどん作ってくれる」とゲラお。
「は？自分で作れし」と天使
「頼むよー」とゲラおも負けない。
そう言いながら２人でキッチンに行き、手分けしてうどんを作る。
お腹も満たされると、ゲラおは「ごちそーさまー」と言って自室に。
なし子はそのまま天使に「今日は髪をピンクに…」とせがむ。
「えー！もう眠いー」
と言いながらもなし子の髪の毛をさらさらとチェックする天使。
僕はまだモヒモヒと食事を続けている。
そんな時間が１時間半ほど続く。
真島家、なかなかに良い親子関係でここまで来ていると思う。
やはり、会話が溢れて家族。
目を見て会話。
これも子供達が離乳食の頃から継続。
うむ。
