さて、ここからが本題。
一文節一自立語
によって、文節に分けることができるようになったかな
「私は昨日お母さんに納豆を買っておいた」
という文
これを文節分けしてみようか。
私は 昨日 お母さんに 納豆を 買って おいた
ってなるよね。
最後の部分、できた?
ここができることが文節わけの大きな山だからね。
さて
この「買っておいた」に注目。
これって、ただ「買った」わけじゃなくて、いつか食べるために「キープ」のつもりで買った、みたいなニュアンスが出るよね?
誰かのために、みたいな雰囲気も感じるよね。
つまり
「買った」というシンプルな動作に、何かしらの意味がフワッと追加された感じがするよね?
これを「おいた」がやってくれてるわけよねぇ。
でも、本来「おいた」って「置いた」だよね?
でもさ、今回の「納豆を買っておいた」には、「置いた」という動作は感じないでしょ?
ここからが大事だよ。
この「置いた」はね、本来の自分の「元をその位置に固定してセットする」という意味を捨てて前の「買う」にくっついて意味をサポートしてるんだよ。
めっちゃいいやつじゃない?
同じ動詞だよ?
「買う」と「置く」
ちゃんと漢字まで持ってる対等の動詞。
それなのに、「買う」のために自分の意味を捨てて、さらに漢字まで捨てて意味をサポートしてるんだから。
ほら
そう考えて、もう一度見てあげてよ。
「納豆を買っておいた」
ほらー
めっちゃいい奴!!!
これが「補助の関係」の正体。
飛んでいる (元「居る」がサポート)
食べてみる (元「見る」がサポート)
こういうのも同じね。
同じ動詞でも、いい奴っているんだよね。
逆ならどうなんだろう・・・・
「買う」と「置く」を逆にして
「置く」と「買う」
「置いてかった」・・・・・
だめじゃん笑
同じ動詞でも、いい奴とそうじゃない奴がいるのか・・・笑
さあ、理解できたかな?
補助の関係
まず、文節わけをしっかりやって!がスタートね。
それは忘れないこと!