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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

文節同士の関係、「補助の関係」ってなんだ?②

 

さて、ここからが本題。

 

一文節一自立語

 

によって、文節に分けることができるようになったかな

 

 

 

「私は昨日お母さんに納豆を買っておいた」

 

という文

 

これを文節分けしてみようか。

 

 

私は 昨日 お母さんに 納豆を 買って おいた

 

ってなるよね。

 

最後の部分、できた?

 

 

ここができることが文節わけの大きな山だからね。

 

 

さて

 

この「買っておいた」に注目。

 

 

これって、ただ「買った」わけじゃなくて、いつか食べるために「キープ」のつもりで買った、みたいなニュアンスが出るよね?

 

誰かのために、みたいな雰囲気も感じるよね。

 

つまり

 

「買った」というシンプルな動作に、何かしらの意味がフワッと追加された感じがするよね?

 

 

これを「おいた」がやってくれてるわけよねぇ。

 

 

でも、本来「おいた」って「置いた」だよね?

 

でもさ、今回の「納豆を買っておいた」には、「置いた」という動作は感じないでしょ?

 

 

ここからが大事だよ。

 

 

この「置いた」はね、本来の自分の「元をその位置に固定してセットする」という意味を捨てて前の「買う」にくっついて意味をサポートしてるんだよ。

 

めっちゃいいやつじゃない?

 

同じ動詞だよ?

 

「買う」と「置く」

 

ちゃんと漢字まで持ってる対等の動詞。

 

それなのに、「買う」のために自分の意味を捨てて、さらに漢字まで捨てて意味をサポートしてるんだから。

 

ほら

 

そう考えて、もう一度見てあげてよ。

 

 

「納豆を買っておいた」

 

 

ほらー

 

 

めっちゃいい奴!!!

 

 

 

これが「補助の関係」の正体。

 

 

 

飛んでいる (元「居る」がサポート)

 

食べてみる (元「見る」がサポート)

 

 

こういうのも同じね。

 

 

 

同じ動詞でも、いい奴っているんだよね。

 

 

 

逆ならどうなんだろう・・・・

 

 

 

「買う」と「置く」を逆にして

 

「置く」と「買う」

 

 

「置いてかった」・・・・・

 

 

 

 

だめじゃん笑

 

 

 

 

同じ動詞でも、いい奴とそうじゃない奴がいるのか・・・笑

 

 

 

 

 

さあ、理解できたかな?

 

 

補助の関係

 

 

 

まず、文節わけをしっかりやって!がスタートね。

 

 

 

それは忘れないこと!