例えば今回のランキングテストでこんな和文英訳の問題があった。
「あなたは今どうやって納豆を食べていますか」
これを松江っ子たちはどう考え、正解にしていくか。
まず「どうやって」というのは疑問詞。
これについては今の段階では無条件で文頭に持っていく。
間接疑問文や不定詞構文が出てくるのはまだずっと先だからね。
ということで、
How
は文頭に。
次に「今」という日本語に着目。
これは例のルールに従えば「文末」だよね。
ということで
How now?
という感じで、最初と最後が確定。
この「確定」という考え方、「カッチリ」「キッチリ」という感覚。
まるでパズルの外枠が全て埋まるようなあの感覚。
これは特に初学の子達にとってはものすごく大事。
んで、それ以外の残った部分に着目。
「あなたは納豆を食べていますか」
これには躓きポイントがたくさんたくさんあるから、
それを丁寧に紐解いていく。
まず躓きの代表格「疑問文」ね。
これはもう、「初学者の敵」と断言できる!
だからなるはやで肯定文に戻す!
「あなたは納豆を食べています」
ふぅ…
危ないところだった。
んで、次
日本語は文末になればなるほど大事な「躓きポイント」があるからね。
最後をよーく見ると
「食べている」
とある。
これは「今、○○している」という現在進行形だよね。
これに気づかなかったらもうその段階ですべて台無しだからね。
でもね、気づいたからと言って「あ!ingだ!!」とか反応しちゃダメ。
これもこの文から消し去ろう。
ということで
「あなたは納豆を食べる」
という、納豆英文法の基本文まで辿りついた。
これはもちろん、
You eat natto.
当然、この英文を書くためのルールも大事だが
それは松江っ子たちだけの宝物だから割愛。
で、話を前に進めよう。
こうやって「文の土台」ができたら、そこから少しずつ「変形」させていこう。
まずこの問題は「納豆を食べている」だから、現在進行形。
しているんぐ!
ね。
つまり
食べる→eat
食べているんぐ→eating
でも、現在進行形はingだけに意識が持っていかれがちだけど、それはダメよね。
be動詞 + ○○ing
ね。
こうなると、「うわ…be動詞ってなんやねん」と思う人がいると思うんだけど
松江塾で納豆英文法を学んだ子達には
可愛い可愛いbe子ちゃんだから、難しくもなんともない。
もちろん、be動詞のチョイスにもあのストーリーが頭に入っているはず。
だから
You are eating natto.
になる。
で、さらにさらにこの問題ではこれが疑問文だったわけだから
はい、ここで「この文は何動詞の文ですか?」問題に突入するわけね。
are というbe動詞もあるけど、eat見える…
さあ、ここからが「be動詞一般動詞ごちゃごちゃ病」との戦いだったよね?
でも大丈夫。
「英文、最初から見ていって、最初に出会った動詞がその文の動詞!」
という、あのルールね。
つまりこの文は、
You are
の段階でbe動詞の文だと確定!
そしたらもう、あとは安心してbe動詞の文のルールを当てはまれば良いよね。
これももう何回連呼したかね笑
そしたらルール通りやると
Are you eating natto?
になるよね。
で、これを最初に位置を確定したあの文の間に置く。
どうして「間」なのか?って?
そりゃそうよ。
疑問詞のHowは文頭って決まってて
時を表す「now」は文末って決まってるんだから、
その間に置くしかないでしょ笑
ということで
パチっとはめると
How are you eating natto now?
となる。
これね、変に英会話ベースでフレーズ暗記だけやってる子は
How are you
の段階で
これだと「元気ですか?」っていう意味になっちゃうんじゃね?
とか頭をよぎるんだよ。
まあ、論外だよね。
そういう勉強は、躓きしか待ってないからね。
カッチリ
キッチリ
行こうぜ。
それが、納豆英文法!!