さて、シリーズは中盤に。
文章を文節に切り、「述語」と「主語」を抜き出したのち、残りを「修飾語」と断言する。
しかし
ここからさらに「モヤっ」とポイントは続く。
最初の修飾語の定義に戻ろう。
修飾語とは、文の中で「どんな」「何を」「どのように」「どこで」などいろいろなことを表し、他の部分の内容を詳しく説明する部分のことです。
この後半、「他の部分の内容を詳しく説明」という部分
これが嫌いだわー
みんなをモヤっとさせるわー
この「説明」という語彙には「後から」というニュアンスがあると思うんだよね。
何か分からないことを後から説明っていうイメージ。
最初に説明しないでしょ?
説明は後からするものでしょ?会話の流れ的に。
そのあたりの微妙な言葉のニュアンスが、子供達に染み込まない最大の原因だと思うんだよね。
だから僕はここからこう説明することにしているんだ。
「修飾語っていうのは、繋げて読んでスッキリ!」
この「スッキリ」というのが今のところ一番染み込むように感じるんだよね。
つまり
◉私は 納豆を 食べる。
納豆を → 食べる スッキリ!
◉この 納豆は とても 美味しいです。
この → 納豆 スッキリ!
とても → 美味しい! スッキリ!
◉彼は 車の 中で 納豆を 毎日 食べる。
車の → 中 スッキリ!
中で → 食べる スッキリ!
納豆を → 食べる スッキリ!
毎日 → 食べる スッキリ!
◉私の お母さんは 昨日 納豆でした。
私の → お母さん スッキリ!
昨日 → 納豆でした スッキリ!
この、繋げて読んだときの「スッキリ感」が染み込めば大丈夫。
付け加えて理解したいのが
「日本語は下にしか意味が繋がっていかない」ってことね。
英語みたいに後から説明が加わることはないからね。