ただ小5の時から松江塾に通い、
別に特別扱いなどすることなく教室にいてみんなと授業を受け
定期テスト前は爆裂で自学に勤しみ、
そして浦和高校に進学し
そこからも部活で毎週日曜日は朝から出かけ
学校では平均点前後をウロウロし
そしてギリギリまでどの大学を受けるかも話して来ず
「一橋にするわ」
と聞いたのは秋も深まった頃だった。
塾で自学に勤しみ、でも、なんの勉強をどの程度やっているかは分からず。
センター試験でコケて、でも二次で逆転し余裕の合格。
ほんとたまーに質問されたのは現代文の解答への根拠だけ。
今思えば、あれは質問じゃなくて語り合いたいだけだったようにも思う。
松江塾に入ったあの日から
ほとんど塾の流れに乗って自学力をつけただけ。
だから、なぜゲラおが一橋大学に現役合格したのか
僕は分からない。
ただ「自分でやれば?自分の人生なんだし」と幼少期から伝えてきたことを
僕は塾でも話してただけ。
それでも今塾の話になると
「お父さんみたいな授業の上手い人はあんまりいないと思うよ」
と言ってくれる涙
そんなゲラおも21歳になった。
あと少しで社会に飛び出す。
時の流れははやいものだ。