ほとんどの子が中間考査を終え、続々と好結果の報告がある一方で、頑張れなかった高1もいるはず。
今朝、次のメッセージを高1の生徒と保護者が入っているLINEグループにアップした。
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高1
初めての定期考査が終わり、今何を思うだろう。
どのようなルートを想定するにせよ、この積み重ねが大学まで続いているということを実感できただろうか。
多くの高校生が同じことを言うが
「高1の1学期中間考査が最も試験範囲が短く、最も簡単」
これは紛れもなく事実だと思う。
今回の考査に向けて、意識も行動も「準備不足」「不勉強」「やりきれなかった」という思いがあるのなら、今ここでかなりの意識改革、行動改革をしないと
思い描いている理想の進路は、残念ながらかなりの高確率で手に入らない。
勉強に限らず、これから生きていく中で君たちが求める理想は、十中八九「積み重ね」「蓄積」で手にすることができる。
肉体
頭脳
経験
信頼
健康
美
お金
技術
これからの人生で何を手にしたいかは人それぞれ。
しかし、これらのものは全て小さなパーツの日々の蓄積が大切だということは容易に想像できるだろう。
何度も同じことを言っているが、君たちが望むような大学は中高一貫校の子達が多数派を占める。
その子たちは今回君たちが頭の中に蓄積した知識を1年前に学び終えているのだ。
マラソンに例えるなら、君たちは42.195キロのコース、今ちょうどスタートから500メートルくらい進んだ位置にいる。
しかし中高一貫の子達は既に10キロ地点を走っていると想像してみよう。
テストが終わり、500メートルの地点で立ち止まる意味は?
「500メートル、長いよ…」
「350メートルしか走れなかった」
こんなことを言っているとしたら、その子は間違いなく先行している一貫校の子たちに追いつけないばかりか、ゴールまで走り切ることもできないはずだ。
期末考査が1ヶ月後にある。2年と230日後に共通テストがある。
さらに言うなら、君たちの代から共通テストが大きく様変わりし、科目数すら増える。
今の時点で指定校推薦の道がほぼ消滅してしまった者もいるだろう。
こうやって、自分の意志や行動と関係ないところで時間だけは止まらずに動いている。
蓄積の量が勝負を決める唯一の要因であれば、話は簡単だ。
蓄積せよ
それしかない。