松江塾が方針転換したことで、高校生達が各高校で上位に入ることが増えてきたが
その仕組みを考えてみた。
今ここに2人の子がいたとしよう。
幼少期から家庭でもバキバキに鍛えられてきた子と、そうじゃない子。
当然学力差はある。
この状態。
でも、本人や保護者の希望はもっと上。
だから塾に通う。
過去の松江塾はとにかく一人一人に手厚かった。
たからこんな感じ。
頭の中にあったのは、
「塾の力で伸ばしてやる!」
「松江塾に入らなかったら、こんなに上がらなかった!と言わせたい!」
そんなことばかり。
そりゃーそりゃー寄り添ったよね。
怒って
語って
褒めて
問題配って
何なら食い気味に質問をするように煽って
仲間意識高めて場の空気を作り上げ
とにかく塾に来させて
その結果、大半の子が上がったよ。
そりゃそうよね。
プロだから。
でも、高校入学後は
こうなる子が多かった。
ほんとに多かったんだ。
中には学力不振で中退しちゃう子とかね。
偏差値10くらい「上げた」のに。
でも、今考えてみたら当然かな。
「塾パワー」のおかげで偏差値上げたけど、
そもそもその高校にいる大半の子達は
幼少期からきっちりと土台をゆっくり着実にコツコツと積み上げてきた子達がほとんどなんだから。
で、考えたんだ。
結局何が大事なのかってことを。
結局は、自分で危機感感じて自分でその原因を探り、自分でどうにかする力があれば高校でも上に行ける
ってことよね。
そしたらその練習を高校に入るまでにやらないといけないんじゃない?
って。
そこから「松江塾の苦悩」が始まったよね。
これまで手厚くサポートしてたのに、「自分でやりなさい」と言い放たないといけないわけで。
そういうものを求める子や保護者はどんどん辞めていったし。
それでも耐えた。
高校入学後のこれだけは本当に見たくなかったから。
そうやって耐えるようになってからね
少しずつだけど変化が出てきたんだ。
こうやって、ゆっくりだけど試行錯誤しながら上がって行く子達が出てきた。
そして自らの手で合格を手にする子達も。
中にはこうやって
ギリギリなんだろうけど、合格には届かなかった子達だっているよ
でも、その時まで自分の力で試行錯誤できた子達は
高校受験が終わっても大丈夫だったんだ
結局、高校に受かろうと落ちようと
自分の力で頑張れるようになった子は
こうやって止まることなく試行錯誤しながら上がって行くようになったんだよ。
だって、そうじゃなきゃ説明つかなくない?
浦和
市浦
川高
川女
所北
栄東
星野
山村
今の高校部、上記高校で学年一桁がいるんだよ?
しかも中には複数人いる学年だってある
現高2の川女とか川高とか。
その高校、その学年に1人しか進学してなかったり、
多くても数人だからね?
それなのに、この状況
理由は?
もうさ、上に書いてきたこと以外考えられないよね?