自分が大学受験をした人は、
その経験を我が子に伝えることが多いと思う。
成功も失敗も。
しかし
あれから数十年が経過し、すでに受験という仕組み自体が大きく変わっている。
当時、推薦入学が過半数を超えるなんて想像すらできなかったはずだし、
センター利用でバンバン合格できるなんて…
意味不明でしょ?
つまり
何もかもが変わってしまったのだ。
「でも、結局はテストで点を取れる実力があればいいんでしょ?」
と思うかもしれない。
それは確かにそう。
しかし、そう言い切れるのは本当に上位の上位の上位。
東京一工旧帝医学部の話ね。
その旧帝すら、推薦枠がじわりじわりと増えているわけだし。
そうなると、
「最後の帳尻を合わせれば間に合う。自分もそうだったから!」
という考え自体がもはや通用しないんだ。
まず、スタート前に通るルートを決めて
そこからの逆算で一歩ずつ進んでいくこと。
これがなによりも大事。
最短で行けるとかそういうことじゃなくて、
それを間違うと進むのが困難になるんじゃなくて、道自体がなくなるって話ね。