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松江塾代表真島による何でもブログ!

それをするのが塾じゃないんですか?

 

遠い昔の話

 

まだ松江塾が普通の塾だった頃の話だ…

 

確か小学4年だったか、5年だったか。

 

もうそれすら記憶にないくらい昔なのだが

 

あまりにも漢字の読み書きができない子がいた。

 

もう、小2くらいの漢字が書けず、小3くらいの漢字が読めなかった。

 

だから当然、今の学年の漢字はもちろん、文章題ですら読めない。

 

まあ、当たり前だよね。

 

だから僕は小2あたりからの漢字テキストのまとめのページとその答えを集めて、

 

結構分厚い問題集みたいなものを作ったんだ。

 

そしてそれをその子に渡し、

 

「これ、家でコツコツやってごらん」

 

と言ったんだ。

 

その子は普通に「はい」と言ってプリントを持ち帰った。

 

これで少しずつでも過去の穴を埋めていけるかな、と

 

少しホッとした記憶がある。

 

その一週間後、その子が塾に来ると

 

「先生、お母さんが話があるって」

 

と言い、入口の方を振り返った。

 

そこにはその子のお母さんがいて、

 

手には例のプリントがあった。

 

 

 

プリントの進め方とか、内容についての質問かな?と思って、挨拶をしながら近づいた。

 

すると

 

「あのー、これなんですけど…」

 

と、明らかに不満に満ちた声のトーン。

 

 

 

そうだな…

 

付き合ってる相手から、別れ話を切り出される時のあの感じに近いだろうか。

 

まあ、無理もない。

 

さすがに小2の漢字プリントなんて渡されたら、嫌だよな…

 

そう思って次の言葉を待っていると

 

「漢字ができないのは分かってて、だから塾に入れたんですけど?そーゆーのをしっかりできるようにするのが塾ですよね?だからお金もらってるんですよね?それなのに家でやれってどういうことですか?なんでお金払って塾に通わせてるのに、親の負担が増えるんですか?」

 

 

当時、まだ小学生の人数は多くなく、教室にはその人の子供くらいしかいなかったためか、

 

かなり大きな声で捲し立てるように言われた。

 

 

まだ僕も30代半ばくらいだったし、塾としてのコンセプトも小学部の方は定まってなかったような頃だ

 

だからその言葉にイラッとしながらも

 

 

「では、授業中にこのプリントをやらせますね。今の学年の内容も、このプリントの漢字や言葉が分からないと理解できないはずなので、こっちを優先的にやらせます。一人だけ違う内容をやることになりますが、まず優先すべきはこっちなので」

 

するとそれが火に油を注ぐことになったのか、

 

「そしたら一人だけ勉強が遅れるじゃないですか!それはまた家でやれってことですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その場をどうまとめたのかは記憶にない。

 

 

 

ただ、あの時思ったことは記憶にしっかりと残っている。

 

 

 

もちろん、その子は翌月には塾にいなかった。

 

 

 

その学年が中学生になり、塾生も増えたころ

 

生徒たちとの雑談の中で聞き覚えのある名前が出た。

 

 

例の親の子だ。

 

 

学力に関しては言うまでもなく、といったいった感じだった。

 

 

 

まあ、そういうことなんだよなってことね。

 

 

 

 

 

それにしても懐かしい。

 

きっと我が天使な奥様がプレに関わるようになり、

 

会話の何割かが低学年の子達の話になるからだろうか…。