先日家族で盛り上がった話。
国語はある日突然覚醒する
これね。
積み上げた語彙が頭の中で繋がり始め、
ふと読んだ文章にズブズブと頭蓋骨ごと沈み込むようにハマる感覚。
文字を通して伝えられる情報の解像度が急に上がり、
輪郭がくっきりと見える、あの感覚。
そうなるために必要なことは
とにかくたくさん真剣に読んで解くこと
これに尽きる、と。
ただ、ほぼ全ての小中学生にとって「目の前の文章を真剣に読む」ということは、あまりにも非日常なのだ。
ポツポツと単語の意味を拾いながら、なんとなく読む?見る?
みたいな感じでも、情報は脳内に入ってくる。
まるで、テレビ画面のテロップみたいにね。
でも、その感覚を文章題に持ち込むと
何書いてあるか全く分かりませーん
設問読んでも答えの後ろ姿の残像すら見えませーん
ってことになるからね。
真剣に理解しながら文を読む
これを蓄積させることがどれだけ難しいか。
まず、「読む」ということすら非日常だからね。