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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

上位の者はここから苦しむことになる

 

中3の話ね。

 

ここまでは達成感と優越感で「勉強」というものに対峙してきた子達

 

塾で取り組む入試過去問も、難なく解く。

 

きっと大半の塾生が

 

「これなら行ける」

 

と思っているはずだ。

 

しかし

 

ここから先、みんな同じことで苦しむはずだ。

 

それは

 

「制限時間という制約の中では納得のいく点数が取れなくなる」

 

これだ。

 

目の前の問題、普通に取り組めば9割は取れる。

 

すでにその領域に入っている子は何人もいる。

 

しかし

 

それは授業時間という、笑いのあふれるリラックスした空気の中で解くからであり、特に制限時間を設けていないからである。

 

これが徐々に、迫真テストや塾内模試で

 

制限時間

 

というものも相手にしないといけなくなる。

 

すると、途端に正答率が8割に落ちる。

 

実際、8割取れていればトップ校は受かる可能性が大きいのだが

 

本来、普段の自分は9割取れているわけだから、

 

そのギャップが大きな不安となって襲いかかってくる。

 

上位の子達は余裕?

 

自尊満々で軽く突破?

 

いやいや

 

とんでもない。

 

 

毎年多くの松江っ子がその領域で戦っているが

 

誰一人として優越感に包まれて受験を戦い抜くわけではないのだ。

 

そんな姿を日常的に見る下位の者は劣等感を感じるのか

 

いやいや

 

これもまたとんでもない話だ。

 

自分よりも上位のものが焦り、追い込まれている姿を見て

 

自分も頑張らねらばならぬ

 

そう思って勉強に取り組む。

 

 

松江塾を見学してもらえれば一目瞭然だが

 

受験が近くなればなるほど、

 

誰が上位者で、誰が下位者なのか分からないはずだ。

 

15歳の受験

 

レベルに関係なく、目の前に聳え立つ大きな壁に

 

不安で不安で仕方がなくなるのは皆同じ。

 

その時に必要なのは

 

寄り添い、伴奏することではない。

 

 

「凄いなー」

 

「君は強いよ」

 

 

後ろから見守りながら、たまにそう声をかけてあげることこそ

 

大事なことなのである。