私立一貫校の子が入塾を決めてくれた。
ペナテストの結果からも、入塾になんの問題もない。
さて
私立一貫校の子が松江塾に通うことについて考えてみた。
松江塾は基本的に川高川女をはじめとする「学校選択問題校」を受験するための塾だ。
今年の中3も御三家と川高川女に約20名が挑む
学校選択問題校へは、公立受験者の9割が挑むのだ。
つまり、公立中学の上位15%に位置している子達が9割を占める塾
それが松江塾の姿である。
私立一貫校と公立中学は、その学習進度が大きく異なる。
高校受験がない一貫校の子達は中3の1年間を高校受験のために使わなくてもよく、
学校によっては高校の内容にも踏み込んでいくのだ。
では、松江塾はどうか。
松江塾は中2の終わりまでに中3の内容を終える。
そして中3の1年間、前半は入試演習と解説をメインとして
これまで学習した全内容をゴンゴン総復習する。
そして後半は徹底的に自学で電話帳ベースで実力を磨く。
そんな環境にいながら、一貫校の子達はなにをするか
当然ながら「学校の学習内容」を自学で磨く。
高校受験はしないが、
いずれ大学受験で戦うことになるトップ公立校の子達が
どういう空気感で自学に打ち込むのか
それを肌で感じながら自学をするのだ。
昼間は私立一貫校で学びながら、夜は公立トップの子達と自学をする。
この環境はちょっと特殊。
でも「自学力」を身につけることはどこの学校に進んでも必要なことだからね。