子供が取ってきたテストの点数
その数字に関して
自学力率がどれほどなのか
考えたことがあるだろうか。
例えば極端な話、
事前にテスト問題を知っていて
それを覚えれば100点だとしよう。
子供は必死で解答を覚える。
もし解答だけを覚えるのであれば
それは
「覚える」ということはしたものの、
「学」に関してはほぼゼロだ。
問題を見て、その内容を確認して解答を頭に入れたとすれば
それは全く意味がない、ということでもない。
そのどちらにしても
テストを事前に知っているのであれば
その結果の100点の対する自学力率は
0.1%
0.2%
そのくらいであろう。
松江っ子達が取ってくるテストの点数は
ほぼ100%の自学力率がわかる。
だからこそ
本人も
保護者も
リアルな危機感を感じられると思うのだ。
我が子の、テストというものに対する意識の持ちよう
その行動を起こそうとする気持ち
行動の能力
その全てが
ありのまま見えるのだから。
松江塾が先生別の過去問を配らないのも
中学ごとの対策授業をしないのも
対策プリントを配らないのも
全ては、まず子供の自学力というもののリアルな姿を知ってもらいたいからだ。
高校では「自学力」しか支えてくれるものがないからね。
松江っ子達が取ってくる90点
松江っ子達の自学力率は98%
つまり
松江っ子達の実力は
96.04点
対策を存分にやってくれる塾で育つ子達の自学力率は
個人差こそあれ、80%程度
つまり同じ98点を取ったとしても
実力は78.4点
もちろん、それ以外の要素も関係しているだろうが
僕が高校生達を見ていて、
その出す結果から考えると
何かしら相関関係はあるんじゃないかと
思うのである。