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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

子供から「危機感」を奪うな

変な話になるかもしれないが

 

危機感って、「総量」が決まってる気がする。

 

なんでそう思うかって言うとね

 

危機感を感じない子って、大体その親がめちゃくちゃ危機感を感じてるんだよ。

 

そして逆に

 

危機感感じて頑張ってる子って、大体その親はどっしり構えてるんだよね。

 

こう書くとさ

 

我が子の危機感のなさに危機感を感じてるんです!

 

そう思うよね?

 

 

でもさ

 

考えて欲しいんだけど

 

子供は学校や塾で

 

自然と危機感を待たざるを得ないような環境にいるわけじゃん?

 

周りには頑張ってる子もいるし

 

テストの後は自分の点数と直面するわけだし。

 

その状況や段階では

 

危機感の持ち主は子供なんだよ。

 

でもさ

 

子供がそれを危機感として自覚する前に

 

親がピリリとするわけじゃん?

 

「このままじゃヤバイ!!なんとかしなきゃ!!」

 

この段階で、本来子供が感じるべき危機感を親が奪い取ってるんだよ。

 

はいはい

 

分かるよ

 

「でも、見てても子供が危機感を感じないから…」

 

そう思うんだね?

 

でも、それも蓄積だと思うんだよ。

 

子供はこれまでの中で、学習してるんだよね。

 

「親がなんとかしてくれる」って。

 

 

子供の頃にさ

 

病気になってもあんまり怖くなかったよね?

 

あれはさ、親がなんとかしてくれるって思うからでしょ?

 

なんとかする方法も子供である自分には分からないし。

 

 

それと同じ。

 

 

目の前の

 

できないこと

 

超えられない壁

 

幼少期のそういうものを

 

親がなんとかしてくれたから

 

危機感の感じ方も

 

それの乗り越え方も

 

分からないまま育ってるんだよ。

 

 

 

 

まさに、

 

魚の取り方を教えるんじゃなくて、魚を取ってあげたってことね。

 

 

 

 

でもね

 

こうやって書いてくると

 

 

「じゃあ、見守ればいいんですね?」

 

 

ってなるじゃん?

 

 

確かにそれは正解。

 

 

 

でもね

 

 

難しいのはここから。

 

 

 

子供は子供で、少しでも楽したいからさ。

 

 

 

親が危機感を受け取ってくれないでしょ?

 

そうするとね

 

「別に困る状況になってもいいし!」

 

 

ってなるんだよ。

 

 

例えば宿題や提出物。

 

 

 

これまでは親がなんとか手を出してきたとするじゃん?

 

 

そうすると、いつまで経っても子供は自分から進んでやろうとしない。

 

 

そこで親が手を出さないようにする。

 

 

すると子供はやらないまま学校に行く

 

 

先生に怒られる

 

友達に笑われる

 

 

でも、子供はそれを耐えるし

 

親のせいにするんだよ

 

 

 

「ほら、僕は困ってるよ?どうすんの?」

 

 

そんな子供からの攻撃。

 

 

ここから我慢比べになると自滅するよね?

 

 

 

だから、親は自分の決断を「言語化」してあげないと。

 

 

 

 

「これからはもう手を出さない。それによって困るのはあなた。どこまであなたが追い込まれても、どこまであなたが落ちても、それはそれ。あなたの人生はいずれあなたがどうにかしないといけなくなる。いつまでも親が生きてると思うな。どこかのタイミングで、あなたは親の手を借りられない剥き出しの自分で世の中に出て勝負しなければならなくなる。その時にあなたには負けて惨めな思いをしてもらいたくないから。だからもう手を貸さない。」