目の前の危機感っていうのはね
量が決まってるんだと思う。
子供の目の前にある「危機」
それを察知し、意識し、対策を講じる。
いうまでもなく、それは悪いことではない。
しかし
その危機感を親が先に掴み取ってしまったら
子供はもう感じるべき危機感が残ってないんだよ。
「ねえ、どうして危機感を持たないの?」
って、焦りまくった親が問いかけてもさ
仕方ないよ。
危機感は全部親が持っていっちゃったんだから
子供の目の前には
もう
何も残ってないんだわ
「じゃ、お母さん、よろしくね」
子供はそれしか言えないよ。