今日は受験を終えた高3生たちがバイトに入ってくれている。
すると自然に大学受験の話になり、
高校部に顔を出さなかった子達や、途中で辞めたりした子達の話になるよね。
んー
やっぱり、私大一般は厳しいみたいだね。
今日のバイト3人は全員指定校推薦合格だから、
本当に「指定校推薦で良かった。」としみじみと言っていた。
もう、高校生になり、大学進学を考えているのならルートは3本。
まず、なんとなく苦手科目が少なく、学校の授業や課題に真面目に取り組むことが苦ではない子、かつ定期テストの勉強もコツコツできる子。何か苦手科目があっても、他の教科でカバーできる程度の子。さらにあまりバードすぎる部活に入る予定のない子。
このパターンの子は、絶対に!絶対に!絶対に!指定校推薦を本気で取りに行く!と考えて最初から全教科の授業に全力で取り組もう。とにかく、全部満点!これを3年の1学期の期末まで貫く!高校に合格した瞬間から、塾からの数1の課題と英単語暗記。学校からの課題は三回転!それも必須。
次に、国語か数学のどちらかに苦手意識が強い子。でも、難関大へ絶対に絶対に行きたい!という子。もしくは、すでに高2か高3になっていて、指定校推薦は数字的に無理な子。
このパターンの子は、入試に必要な科目だけを「マニアのそのさらに上」のレベルまで引き上げる。使わない科目は全捨て。学校でも内職の嵐。一般入試は「2ランク下」しか受からない、ということをしっかりと認識し、「2ランク上」を本気で受かりに行く!という意識と行動ね。たまに塾に来なかったり、なんていうレベルじゃお話にもならないよ。
最後に、絶対に国立!と考えている子は、センターと二次で使う科目は高1の最初から指定校推薦狙いの子たちよりも上位に入ること。これは最低限ね。絶対条件。学校でやる模試以外に、駿台模試もしっかり受けて、常に自分の位置を認識しよう。東大目指してても、早稲田慶應は落ちることを分かっておいたほうがいい。3年間、とにかく難易度も量も一番キツイのがこのパターンの子。でも、国立大に本気で合格するには、それくらいやれないと無理。
この3ルートのどれかを進む。
バイト?
部活に燃える?
友達とたくさん遊ぶ?
うんうん
そういう高校生活もあるよ。
もちろん否定はしない。
でも、毎年高3の大学受験とその結果を見ていると
そういう高校生活を望んでいる子たちは
「じゃあ、大学は妥協しないとね。」
っていう話になるだけね。
定員厳格化と、一般入試枠の減少で
あくまでも一般入試の話ね。
逆に指定校推薦の道を進むと、
10年前なら一般で大東文化くらいかな?という子がGMARCHにバンバン入って行く。
もうね、凄いことになってるよ。マジで
「えっ!あの頭の良いあいつが一般でそこなの?まじで?超かわいそうじゃん」
「えっ!あのそうでもなかったあいつが指定校推薦でそこなの?まじで?超ラッキーじゃん」
なんかここ数年、これしか言ってない気がする。
私大一般入試は、まじで本当にキツい。
高校部の子達に伝わるだろうか…。