「子育て」
それは、子供を身体に宿した時から始まる。
胎教として音楽を聴かせたり、お腹の子に向かって本を読み聞かせたり
個人差こそあれ、親が親として子育てに割く時間と意識はとても大きいものだ。
僕も親である。
塾の先生、という立場を除いても我が子らのことを考える時間はとても長い。
子供が何歳になっても親にとっては可愛い子供のままなんだろうな、というのはよく分かる。
でもね、区切りというものはあると思う。
「あなたが親としてホッとできる瞬間はいつくるのか」
ちょっと想像してもらいたい。
どうだろうか。
僕自身、息子の場合は「大学に入った時」かな。とりあえず勉強を柱に走り続けているので、そのゴールは大学入学だろうね。性格的に、あとは好きなように勝手に歩いて行くだろう。
娘の場合は「結婚」なんだよね。大事にしてくれる相手が見つかれば、僕としてはホッとできる気がする。
これは僕の「親としての正直な考え」ね。
人によって、全然違うと思う。
中には、大学付属の小学校に入学させた段階でホッとできる人もいるだろうし
就職するまでホッとできない人もいるだろう。
10人の親がいれば、10通りのゴールがある。
では、松江塾のゴールはどこか。
どこに設定して運営して行くべきか。
やっぱり「大学合格」だろうね。
日本の社会はまだまだゴリゴリの学歴社会。
学力と学歴は一致しないが
それでも学歴が学力の指標となることは間違いない。
良い大学出ても使えない奴がいる
これは誰しも感じていることだが、
それは「その大学なのに?」というこちら側の判断
「使える」「使えない」もこちら側の判断。
「学歴が高いから使えない人」
「学歴が低いから使える人」
どっちが多いかって話になれば
結果は言うまでもないだろう。
「学歴が高いのに」
「学歴が低いのに」
「のに」と言ってる時点でそれを例外だと認めてるわけね。
であるならば、可能な限り高い学歴を子供につけさせてやるのが大きな目標になる。
あまり学歴!学歴!って言うと反論も出てくるとは思うが、「正直」「ぶっちゃけ」言えば、みんな大体同じなんじゃないかな。
この学歴っていうのもさ、ことあるたびに考えるんだよね。
学歴は勉強の能力の指標にはなるけど、「人柄」の指標には全くならないじゃん?
でもさ
でもだよ?
さっき娘に対しての「ホッ」とするポイントが結婚だと書いたが
連れてきた相手の学歴
気にするもん。
てかどーなの?
「学歴」に対して懐疑的な人
我が子の結婚相手の学歴
本当に「不問」?
まあ、それはそれで話が逸れるから戻る。
松江塾の教育ゴールは、大学合格。
そのために高校部がある。
今年から高校部、大きく変えるよ。
目標のある子にとって、より頑張りやすい環境を
目標のない子にとって、より来にくくなる環境を
ゴールが明確なのだから、環境もそれに向けたものに変わって行くよ。