まず、こちらの記事をお読みいただきたい。
自分自身、学生当時英語が苦手だった人って
とにかく子育ての早い段階から「英語どうしよう…」という漠然とした不安に襲われ始める。
我が子は可愛い
我が子は大切
だから豊かで幸せな人生を歩んでほしい。
そのためには職業、資格、伴侶、学歴…
…英語だっ!自分が当時撃沈した英語!我が子にはあんな思いはさせたくない!
そんな強い思いが、週1回の英会話教室!
なんて選択をさせるんだ。
もちろん「やらないよりはマシだった」という、僅かながらの結果を手にする人もいるが
まあ、ねぇ…
まあ、いいか。やる側もビジネスとして必死にやってるわけだから、それに引き寄せられる人達がいるのも当たり前。
でもね
貴重で二度と戻らない時間を使い、そこに費用と労力をかけるわけで
それに対する適合率は高めたいよね。
結果だってもちろん出したい。
でも相手は日本人にとってその言語メカニズムから考えてもあまりに縁遠い英語だからね
その「縁遠さ」についてネットで調べてみたよ。
そしたらこんな記述を見つけた。
日本人が英語をなかなか習得できない理由としては、英語と日本語が「遠い」言語であることが挙げられます。
アメリカの国際機関「FSI(The Foreign Service Institute、外務職員局)」の調査では、日本語は英語から最も「距離の遠い」言語の1つであることが明らかになっています。
もう、国の機関が認めちゃってるのよ。
日本語と英語は言語として距離が遠い
ってことを。
それをさ、週1回の英会話教室でできるようになるなんて無理…笑
もう、だからそのルートはダメなんだって。
砂場にコップ一杯の水を週に一回だけ持っていって、
ちゃぱー
って砂にかける。
そして一緒に行った我が子に言うんだ。
「また来週も水入れに来ようね。こうやって水を入れてここを大きな池にしようね」
って。
そんなことを言ってる親子を見たら、あなたは何て思う?
ええ!?そんな素敵な遊び、うちの子もやらせないと!早くから水を貯めないと池にならないから!今から家に戻ってコップに水入れて持ってこないと!
ってならないよね笑
1ミリも「うちも!」「取り残されないように!」なんてあせらないでしょ?
んなアホな。無理に決まってるのにあの人何言ってんの?
で終了。
家に帰ってきた旦那さんにナイスな話題提供ネタゲット!ってレベルだよね。
さて
話がだいぶ逸れてる。
そんなレベルで習得困難な英語
今、日本の上の方の人達が考えた仕組みで
英語嫌いが爆増中な現場にいると
日本人にとっての英語
というものの姿がなお一層正確に見えてくるんだ。

ざっくりと書くとこんな感じ。
あなたの子も含めた日本の子達が上がっていくべき英語の習得階段。
まず①はフォニックスだ。
つまり、stageを「ステイジ」と読めるかどうか
ってこと。
もう中高と英語学習をある程度通過したなら、
「いやこれはどう見てもステージだろ」
ってなると思うんだけど
子供達にとっては違う。
確かに身の回りに英語の文字はたくさん転がってるから、見慣れたものではある。
でも子供達の目には
○×◻︎△◎
こう見えてるんだよ。
確かに見慣れてはいるが、「読む」ということとはかけ離れた記号の羅列。
巷にはフォニックスを習得させるための本がたくさんあるけどね
我々、世界最遠非英語圏の者達が学ぶには困難すぎるわけよ。
ドクタースランプアラレちゃん、覚えてる?

この人達って、頭のてっぺんに肛門あるのよ?
我々人間とはあまりにもかけ離れてるよね?
あなたが今日から肛門が頭のてっぺんに移動したらどうする?
日本語と英語は、このくらい違うってことね笑
そして次、②は語順だ。
これももう、泣きたくなるほど違う。
野球をやっているかのように見えて、もう何から何まで違う。
ピッチャーがボールを投げるところから始まるのは同じだけど
まず投げてるボールがバスケのボール。
そしてバットのように見えるあれは…ゴルフクラブ!
何とか打ったと思ったら、いきなりピッチャーめがけて走り出すバッター。
え?
と思っているうちに、バスケのボールをグローブで取らずに蹴る守備陣達。
もう、そんな感じ
わけ分からんよ、このスポーツ
何?
みたいなレベル。
そして③はbe動詞の文…
もう、ハードル高すぎんのよ。
その一段に見える段が、段差大きすぎるんよ。
だから納豆英文法
イメージはこちら。

この段差を超スモールステップにして、ちょこまか上がっていくべき。
背も小さく、足も短い日本人にとって可能な段差にする。
伝わるかな
どうかな?