考えてみてほしい。
例えばスポーツ
何の競技でもいいよ。
初めて道具持たせてみて、それで「うわ!楽しそう!」「やってみたい!」って思える子って
何をきっかけに?
おそらくだが、「できる」「やれる」「他の子よりすごいって褒められる」
こういう経験をした子達だと思うんだ。
明らかに体がでかい
明らかに足が速い
明らかに上手い
そうやって、その競技に対して自分がマッチしてるという感覚、そして他者と比べて秀でてるという感覚
これがあって初めて「できそうだからやってみたい!」となるのではないか。
体が小さい
足が遅い
センスも感じられない
他者に劣る
そんなところからでも最初から歯を食いしばって頑張るのは
どうやら漫画の世界だけ、って感じがするのだがどうだろう。
まして、そういうものって親の支えがあるからね
親は周りの子達と比べて、我が子が「いけそうかどうか」って割と早い段階で判断するじゃん?
その判断の結果、応援するかどうかの覚悟が決まる。
明らかに劣位にいると分かる我が子が「やりたい」と言ったら
「体力つけるのにはいいかもね」
くらいの判断になるのではないか。
何でも最初に「その気」になるのって、すごく大事だと思うんだ。
だからその「最初」の時を迎えるまでに、
なんとしてでも育てておかないといけない力があると思うんだ。
勉強であれば「語彙レベル」と「理解力」と「話を聞く力」と「数の概念」だろうか。
これ、幼稚園のうちに徹底して「家庭での会話」で育てておくことが不可欠なように感じる。