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【面白い発見】個別指導塾での指導の落とし穴か

 

知り合いの先生から面白い?話を聞いた。

 

普段は個別で指導している子達に集団指導をしたら、話を聞く姿勢が弱いということに気づいた

 

という。

 

これは僕の脳みそが反応した。

 

イメージとしては、

 

一人でサッカーボールをドリブルし、コーンを避け、無人のゴールにシュートを決める

 

これをひたすら練習してる子が

 

コーンの代わりに人間がディフェンスをし

 

さらにゴールキーパーもいる状況で同じようにシュートを決めることができるか否か、

 

という感じだろうか。

 

動かないと分かっているコーンと、どう動き、どう足を出してくるか分からないディフェンス

 

ボール慣れしてないわけじゃないから、全くの未経験者とは違うのは当然。

 

しかしおそらく「全くの別物」に近い感覚にはなるだろう。

 

さて個別指導。

 

他の誰もいない状況で、自分だけに先生が話しかけてくる。

 

無視することはできない。

 

意識を他に移すこともできない。

 

そうやって、濃密に行われるコミュニケーションが

 

指導の質と効率を良くする。

 

もちろんそれは講師の力量によってどうにでも左右されるものではあるが

 

それを「良質に違いない」「濃密なんだろう」と思っている生徒や保護者は多いんだろう。

 

それはそれで当たれば良い。

 

ハズレがめっちゃ多いことも、おそらく大抵の保護者は知っていて

 

ただ現状、それしか我が子の学力をどうにかする方法が思いつかないから、という人も多いのでは?

 

とも思う。

 

まあ、いいか。それはそれ。

 

 

んで、話を戻す。

 

個別で一対一の指導を受けている子は、

 

自分に向けられたダイレクトなコミュニケーションで情報を受け取る練習は積む。

 

でも、集団に向けられた情報を受け取る力は?

 

 

実社会において、自分に向けて発信される情報は

 

全て対一で自分だけに向けられるだろうか。

 

 

例えばテレビ

 

例えばネット記事

 

例えばYouTube

 

自分の思考の状況を考慮して、待ってくれるだろうか?

 

「皆さーん!落ち着いて避難してくださーい!ペットボトルの水、お一人一本ずつ持って速やかにこちらに避難してくださーい!」

 

そんな状況で

 

「え?何?何て言ったの?聞いてなかった!」

 

となるか、ならないか。

 

自分「だけ」に向けられる情報も

 

自分「達」に向けられる情報も

 

どちらもしっかりと受け取ることができる子が

 

どんな状況でも強いと思うんだが

 

どうだろう。