集団授業って、個々のレベルを無視して画一的な授業が行われるから効率悪いよ、とか言われるよね。
30年間、集団授業やってきて学年の8割が偏差値60以上の高校に進学する松江塾
断言するよ
集団授業で伸びない子は、その子のレベルに合わせた個別指導塾に通っても伸びないよ。
うん
伸びない。
だって集団授業で伸びない子って
学力レベルが合ってない以前に
人の話聞いてないんだもの。
気持ちいいくらい聞いてないよ。
マジで。
僕の低学年の授業なんて、まずこっち見させることに多くの時間使ってるくらいだから。
小中学校の勉強は、
人の話を聞いてれば学力差が開く下の方にはならないんだよ。
これはマジでそう。
もし今、自分の子の学力が低いとことに感じるのなら
指導環境を変えるよりもまず先に
人の話をしっかりと目で聞くように躾けてほしい。
勉強云々の前に人として大事なことだから。
じゃあ個別指導はどうなんだ?
ってなるよね。
一対一なら、人の話を聞かざるを得ないわけで
集団授業でぼーっとするよりも伸びるよね?
と思うかもね。
でもね、個別指導で伸びてる子がいたとすればそれは、その子は集団授業でもしっかりと人の話を聞けてる子達なのよ。
僕もこれまで何人か個別指導したことあるよ。
そういう話になるのは、何か苦手なことがあって補習的な感じでってことなんだけど
やはり、こっちの言葉に対して脳みその歯車が回らないのよ。
聞き取る力
自分の脳みそに入れる力
これが育ってない感じかするんだよね。
入れ慣れてない
って感じが。
だから本当に力のある個別指導の先生は、「聞かざるを得ない」という状況をしっかりと前向きに有効活用してるんだ。
とても長い時間をかけて「目の前にいる人の話を100%聞き取る」という練習を繰り返して。
でも、そういうことが分かっていてできる先生は超レアだから。
だから、親として見るべきことはシンプル。
学校の勉強が「超余裕すぎる」ってレベルじゃないのなら
あ、うちの子話聞いてないんだ。
と確信すること。
それ以外の原因は考えなくていいから。
そして家庭の中で「人の話を目で聞く所作」が当たり前に発動できるよう修行だ。
これに尽きる。