2015年
今から9年ほど前だ。
ゲラおが中2か。
まあ、つい最近という感じだ。
あの頃の日本の出生数は
100万人を少し超えたくらいだった。
あれから9年が経過した。
ゲラおは中学を卒業し、高校生を一瞬で終えて大学生活もほぼオンラインで無風で通過。
今年1年間、社会人を経験した。
なし子も気づけば大学3年生。
それが「9年」という時間経過である。
2024年
日本の出生数は
68.5万人
だと!
え?
ってなるよね。
わずか9年で3分の2になっちゃったんだ。
30人だったクラスが20人になる!
いやぁ
まだあまり事態のヤバさを感じないなぁ。
じゃあ、逆にこう考えたら?
2015年
9年前に結婚した女の人がいたとしよう。
その後すぐに妊娠、出産
白いウエディングドレスを着ていたあの日の体重は50キロ。
そして今、子供は小学3年生。
「ママー!行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい!車に気をつけてね!」
と我が子の背中に声をかけるその姿
体重は…73キロ!
これ、日本の少子化の勢いをそのままに
数字を同じ率で増やしたんだ。
わずか9年で、
50キロだった体重が73キロに!
これならそのヤバさが伝わるはずだ。
あの頃の服は全部着れない。
まだ現役で行けるのは靴下くらいか?
当たり前だ。
「華奢だよね」
なんて誰も言ってくれない。
73キロだから。
結婚式の写真は今も写真たての中にあって
毎日目には入る。
でも、子供に「ねぇママ、これ誰の写真?」とかボケなしで聞かれる。
それくらいの変化だろう。
やばいよ
日本の少子化。
でも、誰も止められないんだ。
ふぅ