どこの大学に行って
どの教科でどのくらいの知識があって
どんな資格があって
こんなふうに、明確にわかりやすい基準があるものは人が人を判断する指標になりやすいよね
でもさ
世の中、それだけで価値を置かれ、いい感じに判断してもらえる時ばかりじゃないね?
というかむしろ、それ以外の「よく分からない何か」で判断される時の方が多いと思わない?
就活とか転職とか
その時、ペーパーテストって大事なのかなぁ
だったら「面接」ってやらないよね?
いつもいつも思うこと
結局、仕事の大部分て「人」なのよね
人と人
その時のコミュニケーション
どういう質問に対してどう答えるか
答える内容だけじゃなくて
その時の表情、話し方、テンポ、相槌
その時の「あ、なんかいい感じ」とか「ん?なんか鼻につくな」とかの
あの微妙な「感覚」ってかなーり大事だよね?
先日名古屋城に行った時、もう時間的にはラスト1時間ってところだったのよ。
それを伝えてくれるスタッフが2名
それまでの経歴、特に学歴なんて1ミリも知らないのよ?
でも、ハッキリと
この人は好き
この人は嫌い
って判断、僕らはしたからね?
時間にして数十秒だったはずなのよ。
それだけで、あの人たちを判断したんだ。
これって、ものすごいことだと思うんだ。
コミュニケーションの力
その人がどういう場面でどういう人と、どんな感じのコミュニケーションを積んできたのか
つまり「コミュ歴」って
きっと学歴なんかよりも生きていく上では超大事なんじゃないのかな。
こういう話になるとね
「でも判断の入口として学歴がないと除外される」
って言う人、いると思うのよ。
でもさ、それで除外されずに入れたとしてさ
その先にコミュ歴の差って、どれくらいの大きいのかね。
どれくらいいろんなところに影響もたらすのかなって。
学歴凄くてコミュ歴普通の人
学歴普通でコミュ歴凄い人
現実の世の中のいろんな場面で必要とされる人ってどっちなのかなって思ったよね。