車窓
つまり車の窓、である。
窓枠とガラス、だけを想像する理系男子達。
車窓から眺める田園風景
なんていうフレーズはどこかで見たことがある子達もいる。
車窓という言葉が使われるときは、大体その向こうに綺麗な風景がある。
でも
これだけでは足りない。
という話を先日中3にしたんだ。
国語力のある子は、さらにその上を想像できる。
その手前にいる人物への想像だ。
車窓
という言葉を使う場面では、
必ずその向こうを見ている人物がいて、
その人物の気持ちはだいぶゆったりとしているか、物思いに耽っているか、傷ついているか
大体そんなイメージ。
こくこくと頷いている子達がいる一方で、
何も脳みそが動かずにキョトンとしている子達もいる。
一つの言葉を前にして
何をどこまで想像できるか。
試しに家族でやってみてほしい。
適当なお題の言葉から、何をどう具体的に想像したか
紙に書いて見せ合うのもいいよね。
そこから会話ひろがるよー