「おて！」
と言って犬が前足を出すように
「これをやれ！」
と言って生徒が必死に問題をやるような
そんな仕組みには
松江塾はなってない。
そういう仕組みを望む親は多いのは知っている。
「とにかく合格させてほしい」
という望みがあるのだろう。
それならそういうところに行くべきであって
松江塾ではない。
やりたいならやればいい
ある必要があると思うのならやればいい
そういう気持ちになるように働きかける言葉を毎日。
本人にちっともその気がないのなら
それはそれ。
もうね、嫌なのよ
そういう「躾」的な指導は。
お互いにギスギスするし
結果も大して出ないし。
そんな躾的な学習で手にした学歴なんて
１ミリもその子の人生を上に行かせないし
親の願いなんて、そんなの子供の人生にさほど影響もたらさないし。
やらない子は
やらないよ。
やるように思わせられなかった子育てと教育の敗北なんだ。
でも、僕は負けたくないから必死で話す。
その前にもう敗北確定の子供様に育てられちゃってる子は
僕にはもう何もできないのよ。
躾的な指導？
そりゃできるよ
中学生の偏差値を１０も１５も上げたさ。
でも、その後が続かないのよ。
それまで
で終わっちゃったのよ
主体性
自立心
自律心
忍耐力
野望
欲
そういうところをどうにかしないと
マジでどうにもならないかんね？
って、
僕にはもうかなり鮮明に見えてるんだけど
見えない人が多いのよね
だから、今の日本になっちゃってるんだと思うんだ。
でもね
松江っ子たちを見ているとね
なんかこれからの日本は大丈夫な気もするんだわ。
え？知らんよ、好きにやれば？
そう言われて学び、育った子達だからね。
松江塾に子供を通わせてくれる親って、きっと家庭内でもそういう会話に溢れてるんだと思うんだ。
「自分の人生でしょ？」
って、僕も両親によく言われてたし。
だから僕は今、主体的に自分の人生を切り開いて生きてる実感がある。
とても楽しい。
松江っ子たちには、もっと僕以上に楽しい人生を歩んでほしい。
指導者の我欲を満たすペットになんかなるな。
君は
君の人生を
君の思うように生きろ
