1位とビリ
上のほうの子達とビリのほうの子達
真ん中らへんの子達
さてさて
「順位」とか「序列」とかなるものは一体どうやって決まるのか。
能力差?
努力量?
確かにそういうものはあるのだろう。
しかし結果的につくこの順位というもの
僕は長年この世界にいて思う。
まず最初に決まるのは
下位の方の子達
である。
圧倒的に「やってない」ことが明らかな子達
その子達が順位ピラミッドの下のほうにどんどんギュウギュウと敷き詰められていく。
自ら進んでみんなの土台になるかのように
下に下に敷き詰められていくんだ。
僕にはそう見える。
おそらく多くの人は「順位」という言葉から
金メダル
金メダル
銅メダル
なんていう、超上位の子達の世界をイメージするのだろうが
実際、特に勉強の世界ではそのあたりの順位だけが「輝き」を放つわけではない。
確かに学年1位2位3位なんて子たちは、やっぱり明らかに努力量が違う。
しかし
上位10%20%の子たちはどうか。
見ている限り、
ちょっとだけ真面目
ちょっとだけ習慣化されている
この「ちょっとだけ」程度のように僕には見えるんだ。
ただ、それでもわりと上位にいるのは
圧倒的にやらない、だらけた子達が下の方を敷き詰めてくれるから。
だからその「ちょっとだけ」で、ある程度の上の方に行ける。
トップ高の中位の下のほうと下位層の子達は
この「ちょっとだけ」がない。
本当にだらけてるんだ。
新高1になる今の時期だって同じ。
自ら土台の下の方に向かって全力でダッシュしてくれてる。
その子達に、ちょっとだけ真面目にやるべきことを習慣としてやってる子たちは感謝しないとね。
順位というのは、下の方の子達がいるから上の方に行けるってことを自覚しよう。
ありがとう、自ら下位層に行ってくれる子達。
願わくは、そういう子達がこの記事に辿り着かず、何も気づかず、
どんどん下の方に行ってくれますように。
今日もだらけてやるべきことをやりませんように。