こんな不思議な感覚があるって話をしよう。
今、松江塾は年長さんから大学生まで在籍してる。
大学生はアルバイトとして。
年長さんだから…5歳から22歳まで。
17年間という、その子の人生の大部分を占める時間だ。
つまり僕は6歳の子
8歳の子
10歳、12歳、15歳、17歳、21歳
と、いろんな年齢の子をほぼ毎日のように見ることになるわけだ。
男の子は僕も含めて脳内サルのまま成長して大人になっていくからどうでもいいのだが笑、
特にここで注目したいのは女の子についてだ。
僕にとって一番身近にいる女の子は我が天使な奥様となし子だ。
実はこの二人、全くもって参考にならない。
なぜなら天使は天使だから、人間の女の子として参考になるところがない。
出会ってから25年間、毎日その若さと可愛さを更新し続けるなんて
もはや人間基準では測れないからね。
そしてなし子
本当は二十歳さいのぴちぴち女子大生としての生態を観察できるはずなのだが
外見は中学生のまま、中身は昭和のおじさんだから…
さてさて
ということで塾にいる各学年の女子達
前にも書いたかもしれないが
小1から小3→自己の好奇心と我欲のみ
小4から小6→女社会の政治力を学び始める
中1から中3→学んだ政治力の実践と異性に対する自己の確立
高1から高3→確立した自己の置き所を模索
大学〜→決まった置き所で開花
こんな感じだろうか。
そしてその開いた花に吸い寄せられた男と出会う。
母になる。
この塾生女子達を見ているとね
低学年の子達が一番「ママ」の姿に近いと思うんだ。
剥き出しの好奇心と我欲任せに動いたり話したりする姿
言い方は悪いかもしれないが
おばちゃんっぽい
んだよね笑
結構、ズバズバ言うじゃん
聞いててヒヤヒヤするくらいの一言を周りの子に躊躇なく言ったりするよね?
あの感じが
「うわぁ、こういうおばちゃんいるわぁ」
って思いながら聞いてるわけよ笑
それがやがて成長していくにつれて周りの存在を意識し始め、
花を咲かせるようになる
でも、根本は変わらないまま、ね。
だからみんな、あの小学校低学年のころの自分を根底にもったまま、ママになる。
そう思って保護者の人たち接するとね
フワッと数十年戻るフィルターが僕の目に装着されるのよ。
ああ、この人はこんな女の子だったんだなー
って。
いくら「お母さん」「ママ」としての鎧を身につけていても
僕には小学校低学年の女の子
に見えるんだ
笑