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【誇りに思う】「雨がえんぴつのように降る」と書いた小2松江っ子

 

松江塾ママブロガーの方が、我が子の授業参観の様子を記事に書いていた。

 

雨が降る

 

という様子を詳しくする言葉を補おう!という授業だったようだ。

 

修飾

 

ということを体感させてみる狙いだね。

 

雨がシトシト降る

 

雨がザーザー降る

 

雨が滝のように降る

 

いろいろ発表していく中で、誰の答えとも被らなかった文を書いたのがその松江っ子だった、と。

 

一人で複数の文を書いて良いそうで、その子は当然よく使うものもたくさん書いた上での、ということね。

 

その子は

 

 

雨がえんぴつのように降る

 

 

と書いたそうだ。

 

僕はこれを読んだ時に鳥肌がたった。

 

毎日の三語短文

 

この成果をこれほど感じたことはない。

 

 

何が?

 

と思う方もいるだろう。

 

 

では、考えてもらいたい。

 

 

 

雨がえんぴつのように降る

 

 

と書いた小2の頭の中に

 

 

何があったのか。

 

 

鉛筆

 

 

直線だ。

 

まっすぐに伸びる細いもの

 

 

 

そうだ。

 

 

その子は「絵」を想像したんだと思う。

 

 

小2の子が「雨」を絵で描く時、その雨は直線でサーッと描くはずなんだ。

 

 

まさか一粒の雨粒をたくさん書くことはしないだろう。

 

 

そのサーッと真っ直ぐに書く線が、自分の日常生活の中の同じような形状の鉛筆と重なったんだ。

 

そしてそれを書く。

 

 

そしてありがたいことにそのクラスの先生は、しっかりとそれを拾ってくれた。

 

良い教師がいたものだ。

 

雨がシトシト降る

 

雨がザーザー降る

 

雨が滝のように降る

 

 

これらはおそらく、どこかで聞いたことがあるから書ける文だろう

 

 

しかし

 

 

雨がえんぴつのように降る

 

 

これはどこでも聞くことはないフレーズだ。

 

 

しかし

 

 

松江っ子は「思考」したのである。

 

 

人よりも多く

 

 

他の子が書かないだろうフレーズを

 

 

思考の中から

 

 

想像の中から

 

 

捻り出したのである。

 

 

こういう「ゼロから1を生み出せる者」は

 

 

どういう世の中になっても楽しく活躍できるだろう。

 

 

 

こういう生徒が育っていることを僕は誇りに思う。