所詮、中学生である。
いくら受験だろうが
いくら大事なテストだろうが
親の用意した真綿の中でぬくぬくと生きている。
そういう存在だ。
ついつい
なんとなく
悪気もなく
やるべき時にやるべきことをやらずに緩むこともある。
それが子供というものなのだろう。
そして気づくんだ。
その時が来て
「ああ、やばい」
と。
なぜこの３０年間
日本が世界から取り残されたか。
全ては「教育」の成果である。
お膳立てして
あの手この手
痒いところに手が届く
そんな教育の賜物なのだ。
この３０年間で伸びた国はどうか
知らねえよ、お前の人生だろ
これである。
周りの大人が必死で自分と自分の未来を見つめて頑張るから
子供なんて「知らねえよ」というスタンスなのだ。
競争環境はそこにあり、そこに放り込む。
あとは子供本人が頑張るのみ。
自分は自分で必死だから。
そうやって伸びた国々を横目に
日本は
個別指導
丁寧な指導
寄り添い
手厚く管理
そんな３０年間
笑
一体どこの世界で勝つつもりなんだ？と。
まずそういうことに
そう、世界を俯瞰できる立ち位置に周りの大人が立たないといけない。
日本のトップ大学卒の初任給が
高卒の子達と同じじゃいけない
今それに気づいても
世界に追いつくのは数十年後。
でも、
それでも今気づかないといけない。
