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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

低学年の子達が「坊ちゃん」を音読する

 

今週のプレ音読課題は

 

夏目漱石の「坊ちゃん」

 

である。

 

まだ初日なので、辿々しく読むその音読。

 

そりゃそうだ。

 

「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降り腰を抜かしたことがある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら…」

 

小1や小2の子達が普段このような言い回しに触れる機会はないのだから。

 

 

しかし不思議なもので、学年が低ければ低いほど

 

その辿々しさが消えていく時間は短い。

 

 

4日もすれば、いとも容易くスラスラ読むようになる。

 

 

人は言葉で考える。

 

言葉があるから考えることができる。

 

 

その子の頭の中にない言葉は、その子に「その思考」をさせないことになる。

 

 

親にできることは、とにかく我が子の頭の中に「言葉」を届け、増やすことなのである。

 

 

そこで本屋に行って語彙問題集を探すのは違う。

 

 

「生きた強い語彙」は、親子の会話でのみ増え、強くなっていくと知ろう。

 

 

頭の良い親の子はたいてい賢い。

 

 

遺伝なのか?

 

 

いや、違うと思うよ。

 

 

 

「家庭内の会話での生きた語彙」

 

 

 

これが豊富なんだと思う。